近年、アカデミー賞をざわつかせている新進気鋭の映画会社“A24”。設立から6年足らずで話題作を次々と送り出し、アメリカ映画界のみならず世界中で注目の的となっている。本年度の賞レースにも絡んでくるであろうA24大躍進の理由に迫る!(文/久保田明・デジタル編集/スクリーン編集部)
話題作をハイペースで発表!A24の主なラインナップ
2012

記念すべき劇場初公開作「チャールズ・スワン三世の頭ン中」(日本で劇場未公開)
© MMXII SURREALIST LUNCHBOX & STORMWINDOW CONPANY
2013

ほぼ車中というシチュエーションが斬新な「オン・ザ・ハイウェイその夜、86分」
2014

VFXを駆使した「エクス・マキナ」はアカデミー視覚効果賞を受賞
2015

主演のブリー・ラーソンがアカデミー主演女優賞に輝いた「ルーム」

「ロブスター」のヨルゴス・ランティモス監督はいまや映画祭常連に
2016
伝説的ロックバンドのドキュメンタリー「オアシス:スーパーソニック」
2017

「フロリダ・プロジェクト真夏の魔法」は35mmで撮影された鮮やかな映像が印象的

シアーシャ・ローナン主演の「レディ・バード」はA24最大のヒット作