「ファンタビ」シリーズのニュート役で、その純なまでに善人という魅力を発揮しているエディ・レッドメイン。素顔も超イイ人の彼が演じるニュートは、応援せずにはいられないキャラで、人気度もさらにアップ中。そんなエディの人柄に迫っちゃいます!(文/金子裕子・デジタル編集/スクリーン編集部)

エディ・レッドメインの魅力でファン拡大中!

世界中で大ヒット中の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を携えて、11月に来日したエディ・レッドメーン。お出迎えをした空港のファンにも、レッドカーペットやイベントに参加した大勢のファンにも、ちょっとはにかみながらもとびきりの笑みを振りまいて大好評だった。

そして、その笑顔、初々しさ、爽やかさは、ヒットシリーズで演じている魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを彷彿とさせるものだった。たとえば、ニュートがこよなく愛する異形の魔法動物たちに注ぐ優しく慈愛に満ちたまなざし。また、とんでもない怪力でいたずら三昧の彼らと遊ぶ時の少年のように無邪気な笑顔もまばゆいばかり。

そして、闇祓いの任務に就いた魔法使いティナを心から心配しながらも愛を素直に伝えられずにはにかむ純情ぶりもキュート!そんなスクリーンの姿と日本に降り立ったエディを見比べてみると、まさに彼自身の人柄要素が多分にキャラクターに反映していると思ってしまうのだ。

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純情、ロマンチック、ポジティブ……様々な顔を見せてくれたエディ

イギリスの舞台で活躍していたエディーが〝ハリウッドに愛される〟きっかけとなったのが『マリリン7日間の恋』(2011年)。ここでは、セクシースター女優マリリン・モンローの秘めた初恋のお相手で助監督コリン・クラークを演じているのだが、その純情な佇まいにはマリリンを演たミシェル・ウィリアムズも感動したという。

精神的に追い詰められていくマリリンをひたすら守ろうとする想い、「そこに愛があるなんて気づかないほど純粋でありながら強さもある男心をみごとなバランスで体現した」とミシェール・ウィリアムズは賞賛している。こんな青年だったら大女優マリリンも本気で恋におちてしまうのも当然だし、その純白な存在によって癒されていくのも納得だった。

その好演によって抜擢されたミュージカル大作『レ・ミゼラブル』(2012年)でのエディは、みごとな歌唱力も披露して恋と思想の板挟みに慟哭するマリウス・ポンメルシーを熱演。ちょっとひ弱なところはあっても、コゼットにひと目惚れして恋に落ちる姿はロマンチック!たっぷり酔わせてくれた。

そして『博士と彼女のセオリー』(2014年)ではアカデミー賞&ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞をダブル受賞して、文字通りハリウッドスターの仲間入り。演じるのは、世界的に有名な理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士。将来を嘱望されたケンブリッジ大学の学生だったころにALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命2年の宣告を受けながらも、生きること、学ぶこと、愛することを諦めず人々に希望を与え続けたホーキング博士。

その実在の“英雄”と妻の愛を描いた本作では、不治の病という不条理な運命にも負けずに立ち向かっていくポジティブな姿を、大半を車椅子に座り続けて体現。エディ特有ともいえる穏やかな雰囲気と大らかな笑顔がホーキング博士とシンクロして、誰をも感動させた。

ユニークなキャラクターも演じてきたが、ニュートのように素顔が垣間見える役も素敵

そのほか、演技派としての評価も高いエディーだから狂気に満ちた役柄や、ユニークなキャラクターも演じてきた。自分への依存度が高すぎる母親を殺してしまう息子役の『美しすぎる母』(2007年)、ヒッチハイクで知り合った女の子を襲う狂気の男を演じた『HICK ルリ13歳の旅』(2013年)、そして最愛の妻の助けを借りて性転換手術を受けた夫を演じてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『リリーのすべて』(2015年)などユニークな役柄もリアルに。

思えば、2014年には『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞すると同時に、宇宙人役で出演した『ジュピター』でゴールデンラズベリー賞の最低助演男優賞も受賞するという“快挙?”も成し遂げて話題にもなった。

もちろん、俳優にとって幅広い役柄への挑戦と意外性=観客へのサプライズは不可欠だ。その幅が広ければ広いほど、演じるキャラクターに奥行きと深みが備わってくるだろう。とはいえファンとしては、いまのところニュート・スキャマンダーのようにエディーのステキな素顔が垣間みられるキャラクターを心ゆくまで味わいたいと願ってしまうのだ。そう、邪気のない、包み込むような優しさと大らかさのある、ちょっと恥ずかしがり屋のヒーロー……。この上なく魅力的ではありませんか!

エディの善人役を堪能する3本!

礼儀正しく細やかな心配りも忘れないジェントルマンなエディ。

その“善の素顔が伺えるのは、大スター=マリリンの傷心を癒そうと奔走する純情な助監督を演じた『マリリン7日間の恋』。

また『博士と彼女のセオリー』では、不幸な運命に立ち向かう天才物理学者を熱演。聡明と好奇心、そして慈しみをたたえたまなざしはエディーならでは。

さらに『レ・ミゼラブル』ではひと目惚れの恋に身を焦がす若き活動家に扮し、ロマンチックな魅力も披露している。

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