作品解説&見どころはこちらからチェック!
キャスティング:魅力的な俳優たちが大集合
ジュードとジョニー
今回、最も期待を高めたのは、あのダンブルドアの若き日をジュード・ロウ演じた点だろう。監督のデヴィッド・イェーツはそのキャスティングについて「ジュードは、瞳に茶目っ気とユーモアをたたえている。そして何より、気品がある。ダンブルドア役に見合う資質を備えているんだ」と説明。J・K・ローリングも「ダンブルドアが背負うものを知ったうえで最初のシーンに登場すること。相手をからかうときでさえユーモアを忘れない。ジュードはそんなキャラクターを見事に表現してくれた」と絶賛する。
そのダンブルドアとの過去の因縁も発覚する、「黒い魔法使い」のグリンデルバルド役はジョニー・デップ。「J・K・ローリングとの初めての打ち合わせで何時間も話し込んだけど、彼女は役作りに関して一言も注文をつけなかった」と原作者への感謝を表現したジョニーは、「信じる正義を、どんな犠牲を払ってでも実現しようとする。調和の大切さを熱心に説くが、そのために魔法界が世界を支配しようとする」とグリンデルバルドの心理を分析して演じたという。
今後中心人物になる?クリーデンス
もう一人の新キャストで注目したいのが、カラム・ターナーだ。ニュートの兄で、リタ・レストレンジの婚約者であるテセウス役。カラムはこの役のオーディションでエディ・レッドメーンと脚本の読み合わせをしたそうだが、「あるシーンを始める前に、エディのおでこにキスしてみた。それが決め手になって役に選ばれたんじゃないかな」と、アドリブが功を奏したことを告白する。
パーソンとなることが濃厚になったのが、クリーデンス。J・K・ローリングは、演じるエズラ・ミラーにキャラクターの秘密を直接、話して聞かせたという。
また「ハリー・ポッター」のファンにはおなじみの錬金術師で、ダンブルドアの古い友人であるニコラス・フラメルが登場するが、演じたブロンティス・ホドロフスキー(現在56歳)は、4時間もかかる特殊メイクによって600歳を超えて生き続けるフラメル役に挑んだそうだ。
▶︎▶︎撮影スタジオを大公開!▶︎▶︎