英国男優のトップスター、コリン・ファース最新作!究極のヨットレースに挑戦した男の海洋冒険ドラマ「喜望峰の風に乗せて」が2019年1月11日より公開。注目ポイントや登場人物紹介、さらにコリン・ファースへのインタビューまで余すことなくご紹介!

コリン・ファースが魅せる三つの表情

この映画でコリン・ファースはオスカー俳優としての力量を存分に見せつけてくれる。彼が魅せるさまざまな表情をじっくり楽しもう。

愛情

映画の前半、クローハーストが妻や子供たちに向けるまなざしはどこまでも優しさに溢れている。イギリス人らしい優雅な佇まいも素敵で、理想の父親像の趣を感じさせる。一方で、レース出場に向けて自分の思いを熱く語る時のキラキラとした瞳の輝き。まるで少年のような純粋さで、家族や町の人々が彼の挑戦を応援したくなるのも当然だ。

葛藤

度重なる出発延期を経て、ようやく決心した出港の瞬間からすでにクローハーストの表情は曇っている。やがて大海原に乗り出した彼に次々と襲いかかる過酷すぎる試練。レースの行方どころか先に進むことすら困難になってしまったクローハーストの、疲れ果て、憔悴し、迷走する姿を、コリンは持ち前の演技力で見事に活写してみせる。

狂気

画像: 狂気

航行報告を偽証するという、セーラーとして絶対にしてはならない手段に出てしまったクローハースト。しかも他の出場者たちがことごとく脱落してしまったため、彼の嘘の報告は新記録に認定されてしまう。進むことはおろか帰ることすら出来なくなった彼は、大海の真ん中で正気を失いやがて最後の安らぎに到達する。その迫真の演技には息をのむばかり。

製作エピソード

実話に基づいたエピソード

クローハーストという人物の造形に最も役立ったのは、彼が残した航海日記、録音テープ、そしてBBC放送に送るはずのフィルムだった。小魚を飼ったりヨットに降りて来た鳥と話したりするシーンはそこから生まれた。

ドナルド・クローハーストとは?

ドナルド・クローハーストは1932年イギリス領インドのデリー近郊で生まれ、パイロット、軍隊を経て、24歳の時に英国レディング大学研究部門の仕事につく。1957年に結婚し、これを機に電子機器会社に転職。無線方向探知機“ナヴィゲーター”を開発し、自らの会社エレクトロン・ユーティライゼーションを立ち上げるが、まもなく会社は経営難に陥る。

この状況を打破するため、クローハーストはゴールデン・グローブ・レースへの参加を決意。これは単独無寄港による世界一周を競うヨットレースで、主催はイギリスのサンデータイムズ紙。賞金は5000ポンド。出場したのはクローハーストを含む9人で、彼以外はみな実績のあるセーラーばかりだった。

画像7: 1/11公開「喜望峰の風に乗せて」完全解説&コリン インタビュー!

過酷なレースへの出場はクローハーストを一躍人気者へと仕立てたが、彼自身のセーラーとしての技術力や経験値は明らかに低く、建造したヨットも完成からはほど遠い状態だった。出港して数週間、予定航程の半分も進めていないクローハーストは、レースをリタイアし経済的破産を受け入れるか、機能しない船と共に死に向かうかの選択を迫られたのだった。

たった3人のロケ撮影

画像: たった3人のロケ撮影

海上シーンの大半は実際に海にヨットを漕ぎ出して撮影されたが、ヨットが小型のため、監督のJ・マーシュ、カメラマンのE・ゴーティエ、そしてコリン・ファースの3人だけという最低人数の撮影もしばしばだったそう。

出港シーンは本当の場所で撮影

クローハーストの出港シーンは、彼が実際に出港したイギリスのデヴォン州テインマスで行なわれた。町でクローハーストは愛すべき人物として語り継がれており、映画では当時市長だった人物の息子が市長を演じている。

叔父さんとのセーリングの思い出

コリン・ファース自身はセーリングの経験はなかったが、彼の叔父ロビンがセーリングを趣味にしていて、コリンも8歳くらいまではよく連れていってもらったという。叔父はデヴォンでの撮影現場も訪ねてくれたそうだ。

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