10:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)
新たなキャラクターによる新たな冒険活劇
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監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ
これまでとは違うにぎやかさが魅力
ここで舞台は宇宙に移り、まったく新たなキャラクターが多数登場するにぎやかな冒険活劇が幕を開ける。幼い頃に地球から誘拐されたピーター少年が、成長してスター・ロード(クリス・プラット)と名乗るようになり、刑務所で出会ったはぐれ者たちとチームを組むことに。冒頭で彼が盗み出すのがオーブで、これが実はパワー・ストーン。コレクターによってインフィニティ・ストーンのことが語られ、サノス(ジョシュ・ブローリン)の養女ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)が登場するなど、物語は次第に「インフィニティ・ウォー」に近づいていく。
オーブの争奪戦の相手がサノスと結託しているクリー人のロナン(リー・ペイス)。実は「キャプテン・マーベル」の重要人物である司令官(ジュード・ロウ)もクリー人であり、同作には本作以前のロナンやサカール人のコラス(ジャイモン・フンスー)も再登場する、という具合に各作品は複雑にからみあっているのだ。
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宇宙最凶のヴィランとしてサノスが堂々たる姿を現わす
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「ガーディアンズ・オブ・ ギャラクシー」
MovieNEX(4000円+税)発売中(オリジナルアウターケース付き)
デジタル配信中
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン
11:「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)
トニーの強迫観念が強敵を生み出してしまう
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監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー・ジュニア、クリス・ヘムズワース
原作ではウルトロンの開発者はハンク・ピム博士(「アントマン」に登場)なのだが、映画はスカーレット・ウィッチによって『地球を守らなくては』という強迫観念を増幅されたトニーが、バナーと共同開発していた人工知能とセプターの中のマインド・ストーンを接触させたために作られた設定に。後にストーンはウルトロンの予備ボディやジャーヴィスと融合してヴィジョンが誕生した。キャップの盾の原料にもなっているヴィヴラニウムの産地としてワカンダの地名が初登場。
そこからヴィヴラニウムをブラックマーケットに流したのが武器商人のユリシーズ・クロウ(アンディー・サーキス)で、彼はウルトロンによって片腕を切り落とされ、「ブラックパンサー」で義手を付けて再登場することに。事件解決後、アベンジャーズからトニーが責任を感じて離脱、ソーは帰国しハルクは行方不明の状況でキャップを中心とした新メンバーで再出発。ラストではサノスが出陣を宣言。
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アベンジャーズの在り方にヒーローたちは悩む
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「アベンジャーズ/ エイジ・オブ・ウルトロン」
MovieNEX(4000円+税)発売中(オリジナルアウターケース付き)
デジタル配信中
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン
12:「アントマン」(2015年)
関係薄そうで実はMCUの最重要キャラクター
「エンドゲーム」でも大活躍!
監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、マイケル・ダグラス
冒頭の1989年のシーンでは若き日のピム博士(マイケル・ダグラス)と共にペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)、ハワード・スターク(ジョン・スラッテリー)といったシールドの創設メンバーが登場。ここでピムと口論になる幹部カーソンは実はヒドラの幹部でもあり、ピム粒子(物質の大きさを自由に変えることができる画期的な発明)の争奪戦に参加する。カーソンはピム粒子の複製品であるクロス粒子のサンプルを持って逃走しており、今後の物語へ関与してくるかも?
アントマンとなったスコット・ラング(ポール・ラッド)は新アベンジャーズ基地(アベンジャーズ・タワーからNY北部のスターク・インダストリーの保管庫を改装した場所に移った)に潜入した際にファルコンと接触。ファルコンはこの後にスコットのことを調査していたらしく、エピローグで「シビル・ウォー」の一場面が流れた時には彼について言及している。ワスプのスーツもちらりと登場。
これまでにない庶民派ヒーローが大活躍
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「アントマン」
MovieNEX(4000円+税)発売中(オリジナルアウターケース付き)
デジタル配信中
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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