知ればとってもわかりやすい、マーベル映画の順序
まず各キャラクターの誕生を含む紹介と、アベンジャーズの結成が描かれているのが【フェーズ1】とすると、はじめの区切れ目はそれまでに登場したキャラが顔を揃える「アベンジャーズ」。そこで勃発するNY決戦を機にはじまるのが【フェーズ2】で、異星人との遭遇により揺れる世界と同様に、ヒーロー達も変転の時を迎える。そして2019年現在は、ブラックパンサーやスパイダーマンも参入した「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」から幕を開ける【フェーズ3】の真っ只中!これからやってくるフェーズ4のキーキャラクターとなる(!?)ドクター・ストレンジの誕生についても明らかとなった。2019年4月26日公開予定の「アベンジャーズ/エンドゲーム」で区切りがつくフェーズ3、ここからの展開に要注目だ。
>>【MCU時系列】マーベル映画20タイトルまとめ:フェイズ1はこちらからチェックを!<<
>>【MCU時系列】マーベル映画はこの順番で!フェイズ2も続けてチェック!<<
さて、それでは今回はお待ちかねの最新フェーズを見ていこう!
フェイズ3
「エンドゲーム」でひとつの区切りがつく
2008年から始まったMCUの歴史にひとつの区切りが。ヒーローたちがすべて集結した「インフィニティ・ウォー」から「キャプテン・マーベル」「エンドゲーム」までで、最初期からのメンバーの物語はそれぞれの結末を迎えるのだ。
13:「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)
スパイダーマンとブラックパンサー参入!
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演:クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・ジュニア
原作の『シビル・ウォー』は“超人類登録法”という、すべてのヒーローの正体を明らかにして政府の管理下に置こうとした法律をめぐって起きる争いを描いているが、映画版ではアベンジャーズの素性はすべてわかっているので、“ソコヴィア協定”(「エイジ・オブ・ウルトロン」の戦闘の舞台となり多大な被害を受けた東欧の小国の名前をとった)という、ヒーローの活動を国連が制御するものに替えられた。この協定をめぐる賛否とソコヴィアの闘いで家族を失ったジモ(ダニエル・ブリュール)の陰謀によって、アベンジャーズは分裂してしまう。
そして何人かは逃亡生活に入ることになる。映画会社の枠を超えてスパイダーマンがMCUに参戦。トム・ホランドが新たなピーター・パーカーに選ばれた。ワカンダの新国王になったティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)がブラックパンサーとして初登場。以後、ワカンダが物語の重要な舞台としてクローズアップされることになる。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
MovieNEX(4000円+税)発売中(オリジナルアウターケース付き)
デジタル配信中
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン
14:「ドクター・ストレンジ」(2016年)
フェイズ4以降のキーキャラクター
監督:スコット・デリクソン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マッツ・ミケルセン
魔術を習得した彼は時間を巻き戻せる
フェイズ4以降のMCUで重要な役割を担うことになるアベンジャーズの立役者の一人ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の誕生編。彼が魔術の修行をするチベットのカーマ・タージに保管されていた首飾り“アガモットの目”の中に収められている石はタイム・ストーンで、これを使ってストレンジは時間を巻き戻すことができる。ダークサイドに堕ちた魔術師カエシリウス(マッツ・ミケルセン)の一派が暗黒宇宙から呼び出そうとしたドルマムゥは原作でも何度かストレンジと対決した強敵。
今回も退散しただけなので、ストレンジと袂を分かった兄弟子モルド(キウェテル・イジョフォー)と共に再登場の可能性がある。ラストではソーが登場するが、これは「マイティ・ソー バトルロイヤル」の一場面を先行公開したもの。ニューヨークのシーンでアベンジャーズ・タワーが映し出されるが、この時点で本部は他に移っているので他のヒーローは登場しない。
「ドクター・ストレンジ」
MovieNEX(4000円+税)発売中(オリジナルアウターケース付き)
デジタル配信中
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン