アメコミ・イヤーは“DC”にも注目!
アメコミ・イヤーといわれる2019年。この3月から4月にかけては「キャプテン・マーベル」「アベンジャーズ/エンドゲーム」というマーベルの話題作が連続公開されているが、一方でいま世界中の熱い視線を集めているのがマーベルと双璧をなす“DC”だ。
記憶に新しいのがこの冬世界中で大ヒットを記録した「アクアマン」。スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンと同じ最強ヒーロー・チーム“ジャスティス・リーグ”のメンバーであるアクアマンの初の単独映画として製作された本作は、これまでのDC作品のシリアスでダークなトーンを一新し、娯楽大作として多くのファンの心をわしづかみに。
世界興行収入は「ダークナイト ライジング」(2012年)の記録を突破し、DC映画として歴代ナンバーワンを記録した。この大ヒットを受けて、続編が2022年に全米公開されることも発表されている。
その熱狂さめやらぬ中、満を持して公開されるのが、DCコミックの新たなヒーローを映画化する「シャザム!」。見た目はオトナなのに中身はコドモ、悪ノリ全開なヒーロー“シャザム”の活躍をユーモラスに描く異色ヒーロー映画だ。「スパイダーマン」や「デッドプール」を思わせるような遊び心のある作品で、DC作品の新たな波を決定づける一作になりそう。
また「シャザム!」の日本公開日である2019年4月19日には、DCのTVシリーズ最新作「クリプトン」のブルーレイ・DVDがリリース(デジタル配信も同日スタート)。これは「スーパーマン」の前日譚に当たり、彼の故郷であるクリプトン星を舞台に、彼の祖父にあたる“セグ=エル”の若き日の知られざる冒険譚を描くもの。主人公を演じるイケメン新人俳優キャメロン・カフをはじめ美男美女キャストが勢揃いしているのも話題。2019年4月19日は“DCの日”になりそうだ。
DCの快進撃はまだまだこれから。今後も「ワンダーウーマン」の続編「ワンダーウーマン 1984(原題)」やバットマンの宿敵に焦点を当てたヴィラン映画「ジョーカー(原題)」などの楽しみな作品の公開が控えている。その動向にますます注目だ。
\今後のDC作品にも注目!/
2019年秋公開予定
「ジョーカー(原題)」
2020年公開予定
「ワンダーウーマン 1984(原題)」
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