これが“ 名探偵ピカチュウ” だ!
日本が世界に誇り老若男女に愛されるピカチュウが、ついにハリウッド映画の主役になった!不思議な生き物ポケットモンスター、通称ポケモンと、人間が共生する世界を、実写とデジタル映像の融合によって映像化。ご存知のとおりポケモンはアニメーションをはじめ、さまざまなメディア展開で人気を博しているが、今回の映画化のベースとなったのは任天堂が2016年に製作して好評を博した同名のゲームソフト。父親の失踪に直面した青年ティムと、自称〝名探偵〞のピカチュウが難事件の謎を追って奔走。そんなストーリーをベースにしつつ、ゲームの世界観を踏まえたスリリングなサスペンスとアドベンチャーが繰り広げられる。
舞台となるのは、人間とポケモンが共存する街・ライムシティ。そこで出会ったティムとピカチュウだが、なぜかティムにはピカチュウの言葉が理解できてしまう。そこで彼らはコンビを組み、ティムの父が失踪した背後に潜む大事件に立ち向かっていくのだが、彼らの丁々発止のやりとりがユーモラスで、大いに笑わせてくれる。
名探偵ピカチュウの声を担当したのは『デッドプール』でおなじみのライアン・レイノルズ。主人公ティムにふんするのは、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のジャスティス・スミス。他、『スリー・ビルボード』のキャスリン・ニュートン、待望の新作『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』にも出演している渡辺謙、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のビル・ナイ、『マッドタウン』のスキ・ウォーターハウスらが脇を固める。監督は『シャーク・テイル』などのアニメーションや、『ガリバー旅行記』などの実写ファンタジーを手がけてきたロブ・レターマン。日本語吹替版には、竹内涼真、飯豊まりえらが出演。
見た目はカワイイけど中身は“おっさん”!?
かつてポケモンのことが大好きだった少年ティムは、ポケモン絡みの事件の捜査に出たきり家に戻らなかった刑事の父ハリーとポケモンを遠ざけるようになり、大人へと成長していった。そんなある日、ハリーの同僚だったヨシダ警部補から連絡が入る。父が事故で亡くなった、と。
複雑な気持ちを抱え、ティムは人間とポケモンが共存する街ライムシティに向かう。遺品整理のために父の部屋を訪ねると、そこには自分にしか聞こえない人間の言葉を話すピカチュウが!
自称、名探偵のピカチュウは父の相棒で、ある事故によってそれ以外の記憶を喪失していたが、彼にはひとつだけ確信していることがあった。ハリーがまだ生きているということ――それを確かめるため、ティムはピカチュウとコンビを組み、一緒に行動することに。奔走を繰り広げるうちに、彼らは事件の意外な真相にたどり着く。