今回はアクションのスケールが大きくなっているのが見どころだよ
ヒーロー・アクションのダイナミックさと青春映画の爽やかさ。そんな面白さをあわせ持った「スパイダーマン」シリーズ待望の第2弾「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で、トム・ホランドはまたまたカッコよくて可愛らしいピーター・パーカーを等身大の魅力で演じてみせている。
ーー前作と比べて、ピーター・パーカーは少し成長しましたか?
『ほとんど同じだね。一作目ではスーパーパワーを持ったティーンエージャーという側面をすごく楽しめたから、今回もそれを伝えたかった。ピーターは今でも、楽しいことが大好きな16歳のままだよ』
ーーでは、今作でファンにぜひ見てもらいたい!というポイントは?
『アクションのスケールが断然大きくなってるよ。作品自体もビッグになってるしね。一作目の出来事はあまり知られずに済んだでしょ。でも今回の事件は、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の後ということもあって、はるかにグローバルなものになってしまうんだ。スパイダーマンにもすごくスポットライトが当たるんだ。あまり注目を浴びなかった一作目と違ってね。それが嬉しかったよ』
ーー撮影で楽しかったことは何ですか?
『ロンドンで撮影できたのは嬉しい驚きだったよ。前作は「ホームカミング」というタイトルだったけど、自宅から何千キロも離れた場所で撮影した。そして今回は「ファー・フロム・ホーム」というタイトルだけど、家から40分のところで撮影してるんだ(笑)』
ーーほとんどのアクションを自分でやったのですか?
『全部じゃないよ。どうやっても自分じゃできないこともあるし、スタントマンの方が上手くできることだったら、喜んで彼にやってもらうよ。でも、一生懸命練習してやれるものだったら自分でやりたい。スタントをやるのは大好きなんだ。アドレナリンが体中を駆け巡る感じがたまらなくいいんだ。それで作品がさらにいいものになるなら大歓迎だよ』
ーーピーターとMJの関係はどうなります?
『一作目よりも、ピーターと彼女の関係が発展していく様子が細かく見られるよ。MJのキャラクターもより深く掘り下げられているし。ゼンデイヤの演技のおかげで、MJに共感する人たちがすごく増えると思うな』