エンドゲームの次はスパイダーマンがクルぞ!
大ヒットを記録した「アベンジャーズ/エンドゲーム」の興奮が冷めやらない中、早くも登場する〝その後〞の物語は、スパイダーマンが主役。しかもマーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ3の締めくくりの一作となる。タイトルに「ファー・フロム・ホーム(家から遠く離れて)」とあるように、ピーター・パーカー=スパイダーマンは、友人たちとの夏休み旅行で、地元のNYからヨーロッパへ出発。楽しいはずの旅先で待っていたのは、恐るべき敵との死闘だった……。
監督は前作「ホームカミング」と同じジョン・ワッツで、トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイらのキャストも続投。新たに加わったジェイク・ギレンホールが戦いの重要なカギを握る役を演じ、「アベンジャーズ」シリーズからサミュエル・L・ジャクソンも参戦。ピーターとMJにめばえる新たな恋の予感など青春ムービーとしての魅力も予想以上。そして「エンドゲーム」とのつながりを考えながら観れば、ピーターの成長と決意がよりドラマチックに感じられることだろう。
主要キャラをチェックしよう
ピーター・パーカー
(トム・ホランド)
NYでのスパイダーマンとしての活躍も日常になったが、普通の高校生に戻りたくて友人たちとのヨーロッパ旅行を計画。しかし旅先でニック・フューリーから戦いを指示される。
MJ
(ゼンデイヤ)
ピーターの友人。ピーターと過ごす時間が長くなり、恋心がめばえる?ピーターがスパイダーマンであることも感づく。
ネッド
(ジェイコブ・バタロン)
ピーターの親友。ピーターがスパイダーマンであることは認識済み。旅行先ではピーターとMJを接近させたりも?
メイおばさん
(マリサ・トメイ)
ピーターがスパイダーマンであることを知ってしまい、彼の旅行の荷物にスパイダースーツを勝手に入れておく。
ミステリオ
(ジェイク・ギレンホール)
「エンドゲーム」で別次元の扉が開いたことで、他の次元から来た。スパイダーマンと共闘するが、謎の言動も多い。
ニック・フューリー
(サミュエル・L・ジャクソン)
マリア・ヒル
(コビー・スマルダーズ)
(写真・左)諜報機関「S.H.I.E.L.D.」の長官で、ヨーロッパに現れたエレメンタルズとスパイダーマンを戦わせようとする。
(写真・右)「S.H.I.E.L.D.」の有能エージェントで、ニック・フューリーとともにエレメンタルズに立ち向かう。
写真は「ファー・フロム・ホーム」「ホームカミング」より