若手演技派俳優として高い評価を受けるポール・デーノの監督デビュー作。2019年7月5日ついに公開!
幸せだった家族が崩壊していく姿を14歳の息子の心情を通して描
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」などで若手演技派俳優として高い評価を受けるポール・ダノの監督デビュー作。ピューリッツァー賞作家リチャード・フォードの小説を基に、幸せだった家族が崩壊していく姿を14歳の息子の心情を通して描く。
夫婦役で「わたしを離さないで」のキャリー・マリガン、「プリズナーズ」のジェイク・ギレンホールが共演。ダノは「ルビー・スパークス」で共演した公私のパートナー、ゾーイ・カザンと共同で脚本・製作も担当。
1960年代、14歳の少年ジョー(エド・オクセンボールド)は、カナダとの国境に近いモンタナ州の田舎町に引っ越してきた。ゴルフ場で働く父ジェリー(ギレンホール:カバー画像右)と、家庭を守る母ジャネット(キャリー:カバー画像左)は仲睦まじく、ジョーはそんな両親を慕っていた。
しかし突如職場を解雇されたジェリーは、山火事を食い止める出稼ぎ仕事に旅立ってゆく。残されたジャネットとジョーは働かざるを得なくなるが、生活は安定しない。崩壊する家族の中で、ジョーは急速に大人になることを余儀なくされる。
監督ダノと出演者ギレンホールはかつて共演した間柄
監督と出演者ギレンホールは「プリズナーズ」で共演した間柄。本作のエンドロールには“ヨハン・ヨハンソンに捧ぐ”と出るが、これは「プリズナーズ」を手掛けた映画音楽家への追悼の言葉だ。
ワイルドライフ
2019年7月5日公開
原題:野生生物/アメリカ/2018/1時間45分/キノフィルムズ
監督:ポール・ダノ
出演:キャリー・マリガン、ジェイク・ギレンホール、エド・オクセンボールド、ビル・キャンプ
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