INTRODUCTION
見た目の可愛さとは裏腹に残忍な方法で人々に襲いかかり、殺人を繰り返してきた凶悪人形〝チャッキー〞。1988年に第1作が全米で公開されて以来、30年以上に渡って世界中の観客にトラウマを植え付けてきたホラーが、「IT/イット〝それ〞が見えたら、終わり。」の製作者コンビ、セス・グレアム=スミスとデヴィッド・カッツェンバーグの手でいま新たに甦る。
監督は「ポラロイド」でその手腕を買われた新鋭ラース・クレヴバーグ。脚本をテイラー・バートン・スミスが担当。また主人公となる少年アンディ役に、「アナベル死霊館の人形」のガブリエル・ベイトマン、母親カレン役にTV「レギオン」のオーブリー・プラザが扮している他、「アニマル・ハウス」のティム・マシスン、「ビールストリートの恋人たち」のブライアン・タイリー・ヘンリーらが共演。
またチャッキーの声を「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルが演じるのも話題を呼んでいる。
〝最高の友達〞になるはずの商品だった……
ヘンリー・カスラン社長(マシスン)がヘッドを務める最先端テクノロジー企業・カスラン社は、期待の新商品として〝バディ人形〞を製作する。現代の最新技術が詰め込まれたその人形は子供たちにとって、〝最高の友達〞になるはずの商品だった……シングルマザーのカレン(オーブリー)は、愛する一人息子のアンディ(ベイトマン)に、高解像度画像認識など様々なテクノロジーが搭載されたこの人形をプレゼントする。
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シングルマザーのカレン(オーブリー・プラザ)はアンディに新しい人形を贈る
自らをチャッキーと名乗るこのバディ人形は、実はある不具合で欠陥商品だと判明。アンディは、チャッキーの的外れな受け答えに最初はあきれていたが、チャッキーが『君が一番の親友だよ』と話しかけると気持ちが揺らぐ。
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孤独なアンディ少年(ガブリエル・ベートマン)は人形のチャッキーが友達
13歳になっても親しい友人がいないアンディは、孤独な心を埋めてくれるチャッキーを初めての友達と感じたのだ。次第にチャッキーに夢中になるアンディだが、彼はまだそれが恐るべき殺人人形に豹変することを知らなかった。やがてチャッキーは凶悪な本性を現わしていく。