平成元年に日本公開された「チャイルド・プレイ」第1作に登場する殺人人形チャッキーは、愛されキャラとしてホラーファンの間で長く人気を誇り、これまで7作を数えるシリーズになりました。そして令和元年。そのチャッキーが新たにAI人形となって帰ってきます。その30年に及ぶ変貌ぶりを1作目から紐解いてみましょう!(文:久保田明/デジタル編集:スクリーン編集部)

AI搭載型の現代的人形になってますますパワーアップ!

今回のリメイク版「チャイルド・プレイ」はスタッフもキャストも製作スタジオも一新された。製作は「IT/イット“それ”が見えたら、終わり」のデヴィッド・カッツェンバーグとセス・グレアム=スミスで、監督は呪いのカメラを扱ったホラー映画「ポラロイド」(7月19日公開)で注目された新人ラース・クレヴバーグ。チャッキーの声をなんと「スター・ウォーズ」のマーク・ハミルが担当する!

ネットに上がったニュース動画では、マークが“彼はただのオモチャではないよ。君の友だちなんだ…”とニヤリ。AIを搭載した人形が子どもに相手にされなくなり、暴走する筋立てになると予想されている。撮影には7体のアニマトロニクス(ロボット人形)が使用されており、これは目の前の人形がそのまま動き出す旧作の魅力を、CG時代の今に伝えようとする試みだ。

“ねえ、仲良くしようよ”。殺人人形チャッキーが、パワーアップして帰って来た!

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