去る6月から一部映画館では入場料が値上げとなりましたが、やっぱり鑑賞料金は安い方が嬉しいですよね?そこで映画大好き読者からの声に応えて、今回は都内劇場を中心に、『なるべく安く映画を見る方法』をリサーチしてみました!すると意外にいろいろな方法があることが判明?これらの方法を参考にして、この夏休みもたくさん映画館で新作を見ましょう!(文・井上健一/イラスト・大越まどか/デジタル編集・スクリーン編集部)

01: 映画館の割引サービス

シネマファースト・デイ、レディースデイ、シニア割引など

映画の割引制度の中で、よく知られているのが、「ファーストデイ」。毎月1日は、誰でも1000円~1200円程度(映画館によって異なる)で映画を見ることができる。中には、12月1日「映画の日」だけ、他の月より安くしている映画館もある。

一定の条件に該当する人を対象にした割引としては、特定の日(水曜日が一般的)に女性客を割引する「レディースデイ」、夫婦どちらかが50歳以上の場合に2人揃って割引になる「夫婦50割引」、60歳以上の方を対象にした「シニア割引」などがある。珍しいところでは、女性ではなく男性を対象にした「メンズデイ」、シニア割引よりも年齢を下げ、55歳以上を対象にしたイオンシネマの「ハッピー55(G.G)」といった割引も。

お客さんではなく、時間帯に応じた割引制度としては、「レイトショー」が有名だ。一般的には、20時以降の上映回を対象に、誰でもリーズナブルな価格で鑑賞することが可能。ただし、18歳未満の方は上映終了が23時を超える場合、入場できないこともあるので注意してほしい。その反対に、平日午前中の上映を割引する「モーニングショー」を導入している劇場もある。

\キホンのサービスまとめ/※一部実施していない劇場もあります

ファーストデイ
毎月1日は、誰でも1000円~1200円程度で鑑賞できる

レディーズデイ
女性客を対象とした割引サービス(毎週水曜日が一般的)

レイトショー
主に20時以降の上映回を対象に割引

モーニングショー
主に平日午前中の上映を割引

夫婦50割引
夫婦どちらかが50歳以上の場合に2人揃って割引になる

ここまでは、全国的に普及しているものを紹介してみたが、シネコンなどでは、独自の割引制度を実施しているところも多い。例を挙げると、毎月14日に誰でも1200円で鑑賞可能なTOHOシネマズの「TOHOシネマズデイ」、毎週月曜日を1100円にするイオンシネマの「ハッピーマンデー」、毎月20日を1200円にするMOVIX(SMT)の「MOVIXデイ(SMTデイ)」などだ。(なお、この件も含めて以降、同じ系列のシネコンでも、場合によっては該当するサービスを実施していない映画館もあることを、予めご了承いただきたい。)

このほか、イオンシネマでは「お客様感謝デー」と称して、イオンマークのクレジットカードを持っている方を対象に、毎月20、30日は入場料を1100円に割引。さらに、日付に関係なくイオンマークのクレジットカード払いで同伴者を含む2名まで割引になる制度も導入している。

新宿バルト9では、レイトショーがない代わりに、平日17:30~19:55の間に開始される通常作品を1300円で鑑賞できる「夕方割」を実施。TOHOシネマズやユナイテッドシネマ(シネプレックス含む)では、auスマートパス(auスマートパスプレミアム含む)とビデオパス会員を対象にした割引を導入している。そのうち、TOHOシネマズの「auマンデイ」は、毎週月曜日を1100円1200円(一般の場合)に割引。

ユナイテッドシネマの「auシネマ割」は、曜日に関係なく1400円(一般の場合)での鑑賞が可能だ。他にも各映画館が地域の特徴に合わせた割引料金を導入しているので、地元の映画館をチェックしてみると、意外な割引制度が見つかるかもしれない。

\主なシネコンのサービスデイまとめ/

TOHO シネマズデイ(TOHO シネマズ)
毎月14日が1200円に

ハッピーマンデー(イオンシネマ)
毎週月曜日が1100円に

MOVIX デイ(MOVIX)
毎月20日が1200円に

画像: auマンデイ(TOHO シネマズ) 毎週月曜日が1200円に

auマンデイ(TOHO シネマズ)
毎週月曜日が1200円に

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