唯一無二のジャームッシュ版ゾンビ映画
『デッド・ドント・ダイ』(近日公開)
こんな人にオススメ!
「淡々としたコメディが好きな人」
こんな人にはオススメしない
「ゾンビにスピード感を求める人」
ジム・ジャームッシュ特有のゆるいテンポの会話と、のろのろと動くゾンビが、思わぬ相乗効果を生んでいる風変わりなゾンビ・コメディ。ゾンビが人間だった頃に執着していたWi-Fiやコーヒー、お菓子などを求めてさまよう姿や、必死にゾンビと戦う豪華キャストがポーカーフェイスをキープしているのもユーモラス。
『ドント・ブリーズ』(近日公開)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーリー、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー
Credit : Frederick Elmes / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc. © 2019 Image Eleven Productions Inc. All Rights Reserved.
地球外生命体の“ギャップ”に震撼
『ライフ』(2017)
こんな人にオススメ!
「ギャップ萌えな人」
こんな人にはオススメしない
「閉所恐怖症の人」
どこにも逃げ場のない国際宇宙ステーションで、未知の地球外生命体が人間に襲いかかるSFパニックホラー。特筆すべきは、乗組員が“カルビン”と名付けた生命体。最初は美しい造形で油断させておいて、あっという間にその頭脳とパワーにおいて人間を圧倒。そのギャップで、恐怖と絶望の意味を観客に突きつける。
『ライフ』(2017)
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之
“負け犬たち”を応援せずにいられない
『IT /イット“それ”が見えたら、終わり。』(2017)
こんな人にオススメ!
『がんばれベアーズ!』『グーニーズ』が好きな人
こんな人にはオススメしない
「ピエロ恐怖症の人」
不気味なピエロのペニーワイズが見えるのは主に子どもだけ。その理由は、“それ”が、大人になるために乗り越えなければいけない恐怖心の象徴だから。ペニーワイズに立ち向かう子どもたち“ルーザーズ(負け犬)”に「頑張れ!」と、心の中で応援上映が始まるジュブナイル・ホラー。甘酸っぱい恋の描写は続編への誘いに。
『IT /イット“それ”が見えたら、終わり。』(2017)
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・マーテル、ビル・スカーシュゴード、フィン・ウォルフハルト
©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.ALL RIGHTS RESERVED
観客にトラウマを残すエンディング
『サマー・オブ・84』(2018)
こんな人にオススメ!
「80年代もの、ジュブナイルものが好きな人」
こんな人にはオススメしない
「夜、怖くてトイレに行けなくなるタイプの人」
「連続殺人鬼は善良な顔をした隣人かもしれない」という古典的ともいえるこのテーマを、舞台となる1984年へのノスタルジーを込めて、現代的なセンスでアップデートしたスラッシャー・ホラー。真犯人に迫る4人の少年たちが魅力的なだけに、彼らに一生つきまとうトラウマを残す、後味の悪い幕引きが観客のトラウマに。
『サマー・オブ・84』(2018)
監督:フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン・カール・ウィッセル
出演:グラハム・バーシャー、ジュダ・ルイス、ケーレブ・エメリー、コリー・グルーター・アンドリュー
2017 © Gunpowder & Sky, LLC
“閉ざされた世界のヒロイン”に共鳴
『10クローバーフィールド・レーン』(2016)
こんな人にオススメ!
「タンクトップで戦うヒロインに弱い人」
こんな人にはオススメしない
「明確な“敵”がいてなんぼ、という人」
交通事故に遭ったミシェルが目を覚ますと、地下室に鎖で繋がれていた。そこには見知らぬ中年男がおり、有毒物質に汚染されているから絶対に外に出てはいけないと言う。果たしてこの男は善人なのか悪人なのか?世界中でウイルスが猛威をふるう今、閉ざされた空間で生き抜こうとするヒロインに、共鳴せずにいられない。
『10クローバーフィールド・レーン』(2016)
監督:ダン・トラクテンバーグ
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・ジュニア、ブラッドリー・クーパー(声の出演)
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