恋愛映画に登場する大人の男たちは、見た目もいいけど、仕草や佇まいも重要ポイント!そんな見る側のわがままをクリアする男優たちをズラリ揃えてみました。あなたのお好みはどのアクター?(文・金子裕子/デジタル編集・スクリーン編集部)

クラシックな艶を持つ美男たち

マルチェロ・マストロヤンニ「ひまわり」

画像: イタリアが世界に誇る二枚目スターだったマストロヤンニ

イタリアが世界に誇る二枚目スターだったマストロヤンニ

第二次世界大戦下。狂おしいほどの恋に落ちて結婚しながらも、夫はソ連の最前線に送られて行方不明に。前半は、夫に扮したマルチェロのロマンチックな色男ぶりにうっとりし、後半は妻を裏切った罪悪感と、それでもなお断ち切れない愛に葛藤する姿に胸が締め付けられるばかり。やりきれない表情がまたせつない。

アラン・ドロン 「高校教師」

画像: アラン・ドロン 「高校教師」

暗い過去を抱えながらも教え子との“禁断の恋”に溺れる高校教師役は、30代後半を迎えたドロンが年齢相応の熟れた魅力を発散するエポックな作品。人生への絶望と倦怠にヨレヨレの教師だが、ドロンは持ち前の美貌と退廃と野卑を絶妙なバランスで披露して酔わせてくれる。

ロバート・レッドフォード「追憶」

学生時代から10年後の再会で結婚するが価値観の違いによって離婚。そして…。20年に及ぶ男と女の物語は、若者から成熟した大人へと年齢を重ねる“男の魅力の変遷”を、ハリウッド屈指の二枚目レッドフォードが体現した1作。爽やかでハンサムな大学生、精悍な軍人。そして包容力を湛えた熟年の姿にため息だ。

ウォーレン・ベイティ「天国から来たチャンピオン」

画像: ウォーレン・ベイティ「天国から来たチャンピオン」

一度は天国に行ったが、様々な事情で生き返るアメリカンフットボウルの選手を演じたベイティ。その状況に戸惑いながらも選手としての復活に執念を燃やし、ついでにひと目惚れの恋までしてしまう邪気のない姿が、40歳すぎとは思えないほどキュート。もちろん、スポーツマンらしいタフな魅力もお見逃しなく!

マイケル・ケイン「アルフィー」

画像: マイケル・ケイン「アルフィー」

手当たり次第にナンパしては捨てていくアルフィー。演じるマイケルは、いかにも英国人らしいシニカルな雰囲気をたっぷり発散しつつ、ルックスと口先だけで世渡りしてきた中身空っぽのゲス男を見ごとに体現。ふと目を伏せた時のまつげの長いこと!ノーブルな美貌が際立ちます。

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