“イケメンぼっち映画”それは、人気と演技力を兼ね備えた俳優だけに許されたジャンル。見ているこちらがツラくなるような作品もありますが、ビジュアルと演技をじっくりと味わえる贅沢な時間ともいえます。まずは北欧が誇るダンディー、マッツ・ミケルセンが北極で一人奮闘する「残された者－北の極地－」を紹介します。（文・奥村百恵／デジタル編集・スクリーン編集部）
PART4：変化球さん集まれ！ “ある意味ぼっち”
姿なきAIとの道ならぬ恋
「her 世界でひとつの彼女」（2013）のホアキン・フェニックス
近未来のロサンゼルスを舞台にひとりの男が人工知能型のOSと恋に落ちるSFラブストーリー。実態がない人工知能のサマンサに、純粋な愛を注ぐ主人公のセオドアをホアキン・フェニックスがチャーミングに演じている。
©2013 Untitled Rick Howard Company LLC. All Rights Reserved.
娘を探す父の孤独な戦い
「search／サーチ」（2018）のジョン・チョー
パソコンの画面上で物語が進行する新感覚スリラーの本作で、行方不明になった高校生の娘の行方を探す父親を演じたジョン・チョー。一人ネットを駆使して手がかりを調べる父親を、緊迫感のある演技で見せている。
キュートな死体との脱出行
「スイス・アーミー・マン」（2016）のポール・ダノ
無人島に遭難した青年が、島に流れ着いた死体を利用して脱出を試みるという斬新なサバイバル劇。死体役のダニエル・ラドクリフと主人公のハンクを演じたポール・ダノの振り切った芝居に笑いが止まらない！
©2016 Ironworks Productions,LLC.
哀愁が似合う“仕事人”
「イコライザー」のデンゼル・ワシントン（2014）
デンゼル・ワシントンが演じるのは元CIA工作員という経歴を持つ男マッコール。物語の終盤、マッコールの現在の勤務先であるホームセンター内でロシアンマフィアを相手に一人で戦う姿が痺れるほどカッコいい‼
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