「スター・ウォーズ」シリーズの劇場公開作は全部追いかけているけどドラマまでは……という方。これを観ないなんてもったいない!スター・ウォーズ好きなら絶対に見逃せない「マンダロリアン」シリーズ1、全8話のストーリー&見どころを徹底解説。SWとの繋がりも教えちゃいます!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)
チャプター1/『マンダロリアン』
The Mandalorian /監督:デイヴ・フィローニ
賞金稼ぎマンドーとザ・チャイルドの出会いを描く西部劇風ドラマ
マンドーはギルドの依頼で正体不明の「獲物」を捕獲することを引き受ける。マンドーは、その惑星に住むクイールに助けられ、同じ「獲物」を狙う賞金稼ぎIG-11と協力し、獲物を目指す。マンドーの一匹狼らしい生きざまもたっぷり描写。
ココがSW
●市場にジャバの宮殿のコワキアン・モンキー=リザード
●クイールの種族アグノートは『EP5』にも
●生物ブラーグは『エンドア/魔空の妖精』『クローン・ウォーズ』にも
●IG-11は『EP6』に同型IG-88が
チャプター2/『ザ・チャイルド』
The Child /監督:リック・ファムイーワ
ザ・チャイルドが不思議な力を持っていることが分かるサプライズ回
ジャワ族たちに船の部品を盗まれたマンドーは、部品と交換するために猛獣マッドホーンの卵を獲りに行くことに。マンドーが猛獣との戦いに苦戦して倒されそうになると、突然、奇妙な出来事が。マンドーとザ・チャイルドとの絆にも注目。
ココがSW
●爬虫類顔の人間型種族トランドーシャンの賞金稼ぎは『EP5』にも前話にも登場
●ジャワ族が登場するが、この惑星はタトゥイーンではなくアルヴァラ-7。彼らが別の惑星にいるのはSW史上初
チャプター3/『罪』
The Sin /監督:デボラ・チョウ
マンドーがギルドの掟を破るクライム・サスペンス
マンドーは、契約通りに捕獲したザ・チャイルドを依頼者に引き渡す。しかし、自分が彼に命を救われたことを思い出し「仕事の後は、獲物のことは忘れる」というギルドの掟を破り、ある行動に出る。寡黙なマンドーが胸に秘めている熱い思いが描かれる。
ココがSW
●元帝国軍施設の入口のゲートキーパー・ドロイドは『EP6』のジャバの宮殿の入口のものと同じ
●マンドーの子供時代の記憶に、新3部作のクローン戦争のB2スーパー・バトル・ドロイドが登場
チャプター4/『楽園』
Sanctuary /監督:ブライス・ダラス・ハワード
マンドーが先住民に協力、帝国軍の残党と戦う『七人の侍』
マンドーはギルドを逃れて辺境の星へ。その地の先住民たちは帝国軍の残党による略奪に苦しみ、彼らを撃退するため、マンドーと元反乱軍兵士キャラを雇う。マンドーと先住民の女性の淡いロマンス、夜間の帝国軍AT-STとの激しい戦闘も必見。
ココがSW
●飲食店にいる猫系生物はアニメ『反乱者たち』のロズ=キャット
●元帝国軍のリーダーの種族クラトゥイニアンは『EP6』『クローン・ウォーズ』にも
●『EP5』の兵器AT-STが攻撃力を発揮