公開までカウントダウン開始!
2020年の公開予定が延期になっていた「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」がいよいよ公開!「007/カジノ・ロワイヤル」から始まり今回で5度目のボンドを演じるダニエル・クレイグは「これが自分が演じる最後のボンドだ」と宣言、となれば彼の集大成的作品になるはず。
本作は、ボンドが現役を引退して5年の歳月が経ったところからスタート。ボンドは、ジャマイカで穏やかな生活を過ごしているが、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが訪れ、誘拐された科学者の救出任務への協力を求めてくる。しかし、その事件の背後には、最新技術を駆使する恐るべき敵が潜んでいた──。
キャスト陣は、新鮮な顔ぶれとお馴染みの面々のアンサンブル。新顔はまず、シリーズ史上最凶の頭脳派の敵、サフィン役を演じる「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)のオスカー俳優ラミ・マレック。さらに、ボンドに協力する女性役で『ブレードランナー 2049』(2017)のアナ・デ・アルマス、00ナンバーの女性捜査員役で「キャプテン・マーベル」(2019)のラシャーナ・リンチが新参加。
再登場するのは、前作の主要キャラ2人、悪の首謀者役のクリストフ・ヴァルツ、ボンドの恋人マドレーヌ役のレア・セドゥ。さらにおなじみの諜報部員たち、M役レイフ・ファインズ、Q役ベン・ウィショー、マネーペニー役ナオミ・ハリスらも再結集、豪華スターが顔を揃える。
シリーズ初参加となる監督はTVシリーズ「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」で男たちの生きざまを描いたキャリー・ジョージ・フクナガ。彼は、007らしいノンストップのアクションと同時に、ボンドという人間の変化を描くことを重視したと発言していて、新たなボンド像にも期待大。また、人気ミュージシャン、ビリー・アイリッシュの主題歌にも注目だ。
今度の007はスバリこうなる!?
ポイント1:悪役サフィンの正体はドクター・ノオ!?
前作に、シリーズでおなじみの悪役ブロフェルドが登場したことから、他の旧キャラ登場への期待がアップ。そこに、本作の特報でラミ・マレックが能面を被っていたことから能=ノー=ドクター・ノオを示唆?との噂が浮上。また、本作の舞台は「007 ドクター・ノオ」(1962)と同じジャマイカなのもこの噂を補強。マレックは真偽を問われて「その噂は聞いてる」とだけ答えているが、さて?
ポイント2:ダニエル・クレイグ版ボンドの見納め?
ダニエル・クレイグ自身はいろんな取材で「これが最後のボンドになる」と宣言しているが、ちょっと待った。ダニエルは前作『スペクター』(2015)の取材でも「もうボンドは演じない」と何度も発言していて、本作の出演決定時には、あの発言はすぐには出演する気がないという意味だったと説明している。ってことは、今後の登場の可能性もゼロじゃない?
ポイント3:007の娘が登場する!?
オークションサイトに出品された真偽不明のキャスト募集要項に「マチルド 5歳の少女」とあり、本作がボンド引退の5年後なのと、本作にも前作でレア・セドゥが演じたボンドの恋人マドレーヌが登場することから、この少女はボンドとマドレーヌの娘ではないかとの噂が。予告編ではボンドがマドレーヌを見て驚いているので、2人は別れていて、ボンドは娘の存在を知らないのかも?
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
2021年10月1日(金)公開
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
出演:ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、アナ・デ・ア
ルマス、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス
配給:東宝東和
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