「チャーリーとチョコレート工場」原作者のもうひとつの人気作「The Witches(魔女がいっぱい)」がアン・ハサウェイ主演で実写映画化。クリスマスシーズンに贈る、大人も子どもも楽しめるマジカルな感動作です。(文・斉藤博昭/デジタル編集・スクリーン編集部)

“世にも恐ろしい計画”をめぐる登場人物たち

世界中の魔女のリーダー/グランド・ウィッチ(アン・ハサウェイ)

画像1: 世界中の魔女のリーダー/グランド・ウィッチ(アン・ハサウェイ)

ゴージャスで美しいが、その正体は極悪の魔女。子どもたちが大嫌い。

#### 魔女に立ち向かう主人公/少年(ジャジール・ブルーノ)

画像2: 世界中の魔女のリーダー/グランド・ウィッチ(アン・ハサウェイ)

事故で両親を失った孤児。魔女たちの恐るべき計画に立ち向かう。

愛情深い保護者/グランマ(オクタヴィア・スペンサー)

画像: 愛情深い保護者/グランマ(オクタヴィア・スペンサー)

保護者として孤児の少年を受け入れ、厳しく愛情深く育てる祖母。

ホテル支配人/(スタンリー・トゥッチ)

画像: ホテル支配人/(スタンリー・トゥッチ)

魔女たちが泊まりにやってくるリゾートホテルの気難しい支配人。

アン・ハサウェイ インタビュー

ロアルド・ダールの物語の中にある優しさが気に入っているわ

──“世にも恐ろしい魔女”という初めての役どころはいかがでしたか?

『グランド・ウィッチの存在は完全なる悪夢よ。でもとてもおもしろい悪夢ね。彼女はすべてを忌み嫌っている。彼女に幸せを与えられるものは何もない。彼女の人生には喜びがまったくないの。だからほかのひとにも、できるだけ多くの痛みを引き起こそうとするの。でもその方法は、最高に素敵なのよ!(笑)』

── 魔女の話し方の独特なアクセントはどのように作ったのですか?

『脚本には奇妙なスカンジナビアのアクセントがあると書かれていたわ。だから、スカンジナビアのアクセントを調べたんだけど、実はとてもかわいいアクセントだったの。

「これでは誰も怖がらせられない!」と思ったわ。とても魔法的な響きがある古ノルド語などと混ぜ合わせて、グランド・ウィッチのアクセントはできたのよ』

── 原作者のロアルド・ダールの本は昔から読んでいましたか?

『お気に入りのロアルド・ダール作品はたくさんあるけれど、私が気に入っている理由は、物語の中にある優しさなの。子どもたちが感じる感情がリアルで感傷的でないところも、とてもいいと思うわ。

「魔女がいっぱい」をはじめとする作品の子どもたちは物事を明確に見ている。それが新鮮だったわ。そしてロアルド・ダールは誰よりもうまく、恐ろしいキャラクターを描く。私たちが普段見かける、よく知ったものに悪を植え付ける。だから面白くもあり、怖いのよ』

「魔女がいっぱい」
2020年12月4日(金)公開

原題:魔女たち
アメリカ/2020年/1時間44分
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ロバート・ゼメキス
出演:アン・ハサウェイ、オクタヴィア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ

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