『字幕スーパー』『リブート版』『前日譚』など、映画好きでもちょっとハテナな用語ってありますよね。そこで今回は、意外と知らないような“映画にまつわる用語”をまとめてみました!映画についてより理解を深めるために、また、小ネタとしてもチェックしてみてくださいね♪

前日譚


あの名作の『前日譚』となる最新作がついに公開!

一見、首を傾げてしまいそうなこの漢字、読むことはできましたか?

こちらは(ぜんじつたん)と読みます。『前日譚』とは、本編より前に起きた出来事やそれまでの過程を指します。

主人公の生い立ちや敵側のストーリーなどが描かれるため「こんなことがあったのか…!」、「こんな秘密が隠されていたのか!」と、驚きとともに作品の新たな魅力に引き込まれること間違いなし。

代表作では、スター・ウォーズの新三部作(プリクエル・トリロジー)や「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)などが挙げられます。

また、今後の作品では、マット・リーヴス監督×ロバート・パティンソン主演による新バットマン映画「ザ・バットマン」にも注目です。どのようなストーリーが描かれるのか楽しみですね!

画像: 2021年公開映画『ザ・バットマン』DCファンドーム予告 youtu.be

2021年公開映画『ザ・バットマン』DCファンドーム予告

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タイムトラベル

画像: ※画像はイメージです

※画像はイメージです

ターミネーターシリーズやバック・トゥ・ザ・フューチャーなど、SF作品などでよくあるのが『タイムトラベル』。過去や未来に移動しストーリーが展開していく様子は、現実の世界では体験することができないだけに、新鮮な驚きがありますよね。

特にその過程で起きるタイムパラドックス(過去の出来事を改変した結果、未来が変わってしまうなど)が見もの!主人公の行動によって物語だけでなく、劇中の小物や地名なども変わることに注目して観てみると新たな発見があるかも…!?

インデペンデント映画

『インデペンデント映画』とは、自主制作映画のことを指します。その名の通り、大手スタジオに属さず、自分で資金を集めて制作された作品のことです。

最近では37分間のワンカットシーンでも話題となった「カメラを止めるな!」(2017)もその中のひとつですね。

カメオ出演


「原作者が○○のシーンでカメオ出演しているらしい!?」

『カメオ出演』とは、作品のワンシーン(短い時間)に監督自身や俳優、その他スポーツ選手やミュージシャンなどの著名人が登場することを指します。

監督や作品のファンなどといった理由から、著名人が自ら出演を希望する場合もあり、映画のサプライズとして楽しませてくれます。その一瞬を観たいために何度も観るというファンの方も多いのではないでしょうか?

カメオとは?

大理石や貝殻などに浮き彫りを施した装飾品のこと。遠くから見ても分かる、目を引く、ということからカメオ出演と呼ばれるようになったそう。

ちなみに、映画のエンドロールでもよく目にする友情出演とは、その名の通り作品の監督や俳優の親しい友人が出演すること。低出演料または、ノーギャラで出演することもあるそうです。

レイティング

画像: レイティング

映画倫理機構が定める映画鑑賞における年齢制限や規定を『レイティング』と言います。

日本では、4つのマークが定められ、それぞれ意味合いや分類が異なります。

G(General Audience=すべての観客)
誰でも観賞できる区分

PG-12 (Parental Guidance=保護者助言・指導)
12歳以下(小学生以下)が鑑賞する際、成人保護者の助言や指導が必要とされる区分。性・暴力など、子どもの観賞には向かない要素が含まれる作品が該当する。

R15+ R-15(Restricted=観覧制限)
15歳未満の入場・観賞を禁止する区分。PG-12より刺激が強いため、子どもの入場も禁止とされている。

R18+・R-18(Restricted=観覧制限)
18歳未満の入場・観賞を禁止する区分。麻薬・覚醒剤など極めて刺激が強い表現が含まれる作品が該当する。

興行収入

映画のランキングでよく目にする『興行収入』。2020年の大ヒットアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が歴代の興行収入ランキングで1位になったことも記憶に新しいですね。

『興業収入』とは、映画を観賞するために観客が支払ったお金(=映画館の入場料金の収入)のことを指します。映画だけでなく、舞台やスポーツ観戦の場合にも使われます。

まとめ

こうして見ると気になっていたけど知らなかった、知っているようで知らなかったような用語がたくさんあったかと思います。

意味を理解することで、映画への興味や関心がより高まり、作品の解釈にも深みが出るのではないでしょうか。

観たい作品を選ぶときや、友人と映画について語り合うときなどにぜひ思い出してみてくださいね♪

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