この春公開の話題の4作品を、最新インタビューと本人の解説付きで激推しします。絶対、観たくなること間違いなしですよ!今回は、イーサン・ホークとクリスティン・ミリオティのインタビュー内容をご紹介します。

2021年4月9日(金)公開
クリスティン・ミリオティ ×『 パーム・スプリングス』

作品概要

画像2: スターたちが出演作の見どころを大プレゼン!【イーサン・ホーク&クリスティン・ミリオティ編】

2020年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、配給権が過去最高の契約金額を記録したことで話題となった風変りなタイムループ・ラブコメディ。

カリフォルニア州の砂漠にある保養地パーム・スプリングス。ナイルズ(サムバーグ)は、恋人ミスティ(ハグナー)と泊まるホテルの一室で目を覚ます。ミスティの親友タラ(メンデス)の結婚式に出席するためだ。

一方、花嫁の姉・サラ(ミリオティ)は最悪の気分で目が覚める。長らく家族の間では問題児扱いされ、周囲の幸せムードに馴染ないサラは、孤独感を拭えずにいた。

結婚式で、アロハシャツと短パン姿で完全に浮いているナイルズは、お気楽に振る舞っていた。しかしナイルズに窮地を救われたサラは、彼の不思議な魅力に興味を抱く。

この映画がロマンチックコメディと言われるけど私は「禅の要素のある映画」と感じるわ(笑)

画像: この映画がロマンチックコメディと言われるけど私は「禅の要素のある映画」と感じるわ(笑)

クリスティン・ミリオティ

1985年8月16日生まれ、アメリカ・ニュージャージー州出身。舞台・TV・映画で幅広く活躍し、ドラマ、コメディ、ミュージカル作品に出演。映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)、ドラマ『ママと恋に落ちるまで』等に出演。ブロードウェイ・ミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』でグラミー賞を受賞。最新作には、HBO Maxのコメディシリーズ『Made for Love』が待機している。

「私が演じたサラは、ふり幅の広さがある部分が大好きよ! 彼女のおかげでさまざまな経験をしたわ。彼女には大きな欠点があり、今の状況にたどりついた理由や、必死にそこから逃げようとしているのが理解できる。

彼女と同じ経験をしてもしなくても、自分の羞恥心に苛まれる気持ちは誰もが知っている。自分を守るために彼女がとる行動に対して、私は大きな共感と理解を覚えたの。

誰でも“他人のせいだ!”と思ってしまうときがある。つまり、自分の責任に目を向けたくないということね。

よく、この映画が“ロマンチックコメディー”と言われるけど、私は「実存的なコメディー、禅の要素のある映画」だと感じているわ(笑)! 誰でも逃げることはできず、自分と対峙しなければいけない時がある。

最終的に残るのは自分だけだということを描いているの。それを受け入れたくない彼女の痛みは、この映画で一番気に入っているところのひとつよ。」

\クリスティン チェックポイント/

画像1: \クリスティン チェックポイント/

「お気に入りは、アンディがケーキを持って“爆弾だ!”と言うシーン。でも、私が訛りのある言葉でアドリブ演技を返してくると思わなかった彼は驚いていたわ(笑)」

画像2: \クリスティン チェックポイント/

「アンディとの共演も嬉しかったわ。砂漠で太陽が沈むなかおこなわれていた撮影シーンは印象的。なんというか、アンディと共演していてとても大きな自由を感じたの」

画像3: \クリスティン チェックポイント/

「過酷なほど短い撮影期間だったので、ロケの車の中で常にセリフやシーンを確認し合ったりしていて話していたの。そのエネルギーが映像に残っていると思う」

Photo by Gary Gershoff/WireImage

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