『バイオハザード』(2002)シリーズに続いて再びタッグを組んだミラ・ジョヴォヴィッチ&ポール・W・S・アンダーソン監督。『モンスターハンター』への愛にあふれるふたりに、本作に関わるきっかけや製作の裏側を聞きました。

ミラ・ジョヴォヴィッチインタビュー
「ゾンビの次はモンスターなんて最初は冗談だと思いました」

Photo by Aaron Richter/Getty Images for Pizza Hut

ミラ・ジョヴォヴィッチ

1975年12月17日生まれ。『バイオハザード』(2002)シリーズの主人公アリス役で広く知られ、“好きなアクション女優ランキング”の常連に。そのほかの代表作に『フィフス・エレメント』(1997)『ジャンヌ・ダルク』(1999)など。夫は『バイオハザード』や本作『モンスターハンター』でも組んだポール・W・S・アンダーソン監督。

── どのようにこの映画に参加することになったのですか?

「最初にポール(監督)にこの映画の話を聞いたときは『前作はゾンビ映画で、今度はモンスター映画なの? 冗談でしょう?』と思いました(笑)。

でもポールに『とにかく読んでみてほしい』と言われて脚本を読んでみたところ、私がアクション映画で好きな部分がすべて含まれているような気がしました。

何より主人公のアルテミスのことが大好きになりました。とてもリアルな登場人物だと感じたんです。彼女みたいに自制心のある人物を演じられたら素敵だと思いました」

画像: 『モンスターハンター』撮影中のミラと監督

『モンスターハンター』撮影中のミラと監督

── アルテミスは映画版のオリジナルキャラクターですね。

「私が演じるアルテミスは、救援チームのような部隊を率いています。消息不明になってしまった兵士たちを助けに行くんです。

すると、他の世界に飛ばされてしまって、これまでの訓練や技術では太刀打ちできないモンスターと戦うことになります。そしてアルテミスはその世界のハンターと出会いますが、二人はまったく相容れず、お互いに嫌いあっています。

しかしこの状況を打開するために、共通点を見出し、協力しなければならなくなるんです。ある意味、本作はバディムービーです。憎みあっている二人が協力しないと、命を落としてしまう。楽しい作品です」

── ハンター役のトニー・ジャーとのお仕事はいかがでしたか?

「トニーと仕事をするのはクレイジーです。彼はスタントマンに代わってもらうことなく、すべて自分で実際にやってのけてしまうんですから。

ワイヤーも要らないし、高いところから飛び降りて、ひっくり返ったり、キックしたり、剣を使ったり…。それを見ている皆が、茫然として口をあんぐり開けていました。

トニーは本物のスーパーヒーローです。アクション映画で私がこれまで一緒に仕事をした誰よりもユニークな人です」

── 原作ゲームには様々な武器が登場しますが、どの武器がいちばん気に入っていますか?

「ゲームをするときはいつも双剣が大好きでした。双剣の使いやすさがいいんです。映画で実際に私が使用するのも双剣です。

小道具チームがあらゆる武器を作ってくれたのですが、私は双剣こそが自分の武器だと感じていました。私は剣術の経験もあるので、自分が得意なことをする機会を与えてもらったような感じでした」

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