普段、映画好きの皆さんは、観たい映画を探すときにどんなジャンルで検索しますか?アクション、ホラー、SF、コメディなど、たくさんあって迷ってしまいますよね。ついつい好きなジャンルに偏ってしまい、日ごろの作品選びにお悩みの方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、映画のジャンルとそれぞれの特徴や見どころについてまとめました。映画観賞の幅を広げるために、まだ見ぬ作品と巡り合うためにぜひチェックしてみてくださいね!

ホラー映画

画像: ホラー映画

『ホラー映画』とは、ゾンビや殺人鬼などが登場し、観客に恐怖感を与える映画を指します。身の毛もよだつ超常現象やグロテスクな描写が多く、恐怖と分かっていながらも怖いもの見たさやスリルを味わうべくその世界に没入していきます。

代表的な作品には、「IT/イット」シリーズや「クワイエットプレイス」(2018)、「ミッドサマー」(2019)などが挙げられます。

オカルトやスプラッター系以外にも新しいジャンルのホラーが増えてきており、最近では新感覚フェスティバル・スリラー「ミッドサマー」も大きな話題となりましたね。

製作会社は、新進気鋭の制作スタジオとして日本でも注目を浴びているA24。女性を中心に熱狂的なファンを獲得した本作の一体何がそこまで観客を惹きつけたのか?くわしい内容はこちらをチェック!(ネタバレあり)

サスペンス/クライムサスペンス映画

『サスペンス映画』とは、緊張感や不安感を煽り立てるシーンや要素を含む映画を指します。予測不可能な展開や、まさかの結末に目が離せなくなり、ゾッとする恐怖もありながら病みつきになってしまうのが特徴です。

その他にも、犯罪をテーマにした『クライムサスペンス映画』では、登場人物が犯罪に巻き込まれたり、未解決事件を暴こうとしたり、スリリングな展開に目が離せません。

代表的な作品には、「羊たちの沈黙」(1990)、「セブン」(1995)、「ファーゴ」(1996)、「ドラゴンタトゥーの女」(2001)、「パラサイト半地下の家族」(2019)などが挙げられます。

新感覚エンターテイメントとして世界中から絶賛を呼んだポン・ジュノ監督の「パラサイト」は、第92回アカデミー賞を総なめにしたのも記憶に新しいですよね。

なぜこんなにオスカーを獲得することができたのか?本作の歴史的快挙の理由については、こちらの記事で再確認してみてください↓

ミステリー映画

『ミステリー映画』は、謎解きや推理が主軸となっている映画を指します。探偵が犯人やトリックを謎解いていき、観客自身も展開を予想するなどスリリングなストーリー展開が見どころです。また、最後に待ち受けるどんでん返しも特徴ですね。

ちなみにミステリーとサスペンスの違いは、以下の通りです。

ミステリーとは?
推理全般のことを指し、事件の真相や犯人など「謎」を解明することを目的としたジャンル

サスペンスとは?
物語の中で起こる不安や緊張を継続的に煽り、ハラハラドキドキさせることを目的としたジャンル

代表的な作品には、「シャーロックホームズ」シリーズ、「インフェルノ」(2016)、「オリエント急行殺人事件」(2017)、「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」(2019)などが挙げられます。

アガサ・クリスティーなど小説が原作になっている作品が多く、ミステリー映画は何度もリメイクされることが多いですよね。最新作では、人気の「オリエント急行殺人事件」に続き、監督・主演をケネス・ブラナーが務めた「ナイル殺人事件」も公開が待ち遠しい!

戦争映画

『戦争映画』とは、歴史上にあった戦争を題材とした映画を指します。ダイナミックな映像と共に、リアルな戦闘シーンや家族や仲間とのドラマなども描かれ、壮大なストーリーに圧倒されます。知らなかった真実や歴史背景などにも涙し、観る人は心を打たれます。

代表的な作品には、「ハートロッカー」(2008)、「アメリカン・スナイパー」(2014)、「ダンケルク」(2017)、「1917 命をかけた伝令」(2019)などが挙げられます。

圧倒的な没入感と話題を集めた作品「1917 命をかけた伝令」は、なんと全編ワンカットで撮影された作品。

緊張感と戦場現場のリアリティさが増し、ワンシーンをずっと見ているような新しい映像体験はインパクトがあり、衝撃的です。スクリーン編集部のレビュー記事はこちらです↓

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