NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズがアニメ人気キャラやレジェンド俳優と大暴れ!2021年8月27日(金)に公開の映画『スペース・プレイヤーズ』の見どころと登場キャラクターについてご紹介します!(文・渡辺麻紀/デジタル編集・スクリーン編集部)

レブロン・ジェームズよりコメント!

ルーニー・テューンズとバスケットボールのすばらしさを伝えられる!

なんたって『スペース・ジャム』! 当時、私は12歳で、インスピレーションが必要な年頃だった。マイケル・ジョーダンなどからインスピレーションを得たよ。当時を振り返ると、『スペース・ジャム』を観て、バッグス・バニーやルーニー・テューンズが大好きになったんだ。

加えて、成長過程でインスピレーションを得たマイケル・ジョーダンも出演していて、私にぴったりな映画だと感じたよ。だから最初からワクワクしていた。その世界の一員になれて、光栄だよ。新作を今の世代の子どもたちに観てもらい、ルーニー・テューンズのすばらしさを伝えられる。バスケットボールというスポーツのすばらしさも伝えられるね。

私の本来の仕事であるNBA選手として、バスケットボール界のすばらしい選手と関係を築く最高のチャンスだった。子どものころに尊敬していた選手が大勢いたよ。今回私は、すばらしい手本である彼らにアドバイスを求めることができた。コート中でも外でも偉業を成し遂げている彼らと共演できたのは、本当に最高の体験だった。こうやって「ありがとう」と言いたいよ。

ドン・チードルへインタビュー!

レブロンとプレイ出来れば最高だったんだが、そこは無理を言えないよ(笑)

ドン・チードル プロフィール

1964年11月29日生まれ、アメリカ・ミズーリ州出身。2004年『ホテル・ルワンダ』でアカデミー主演男優賞にノミネート。『トラフィック』、『オーシャンズ』シリーズ、『アイアンマン』シリーズなど。

── あなたが演じるアル・G・リズムはAIです。そういうキャラクターを演じるとき、どういう役作りをするのでしょう。

「AIだとは考えないんだ。なぜならAIがどういうふうなのか判らないからだよ。アル・Gが何を欲し、何をやりたいのかをまず考える。彼にとって成功とは? 彼が失望を味わうのはどういうときなのか? つまり、人間を演じるときと変わらない。そうすることでアル・Gの感情を演じることが出来るんだ」

── あなたはバスケファンだと聞いています。レブロン・ジェームズとの仕事はいかがでしたか?

「バスケはもう20年やっている。それもかなり真剣にやって来た。だから、本当はレブロンとプレイ出来れば最高だったんだが、万が一、彼に怪我をさせたら大変だ。そこは無理を言えないよ(笑)。

レブロンはプレイヤーとして一流のように、役者としてもプロフェッショナルだった。彼は演技に興味があったようだし、共演シーンでは失敗しないように心がけてくれた。どんな演技をすればいいのか、事前に十分話し合うこともした。その一方で、バスケのほうもやっていたんだから、とても大変だったと思う。本当にがんばったんじゃないのかな」

── 本作のテーマのひとつに「夢を追え」というのがあります。それについては、どう考えますか。

「まさにそれは本作の重要なメッセージのひとつだよ。人間は誰でも、自分が歩むべき道は何なのか、自分の喜びはどこにあるのか、それらを探さなくてはいけないと、僕は思っている。

なぜなら、その人生を歩むのは自分自身だからだ。誰かのために生きるのではなく、自分のために生きなきゃだめなんだ。これは1作目の『スペース・ジャム』では描かれていなかったことで、とてもいいテーマだと思う。

そういうドラマを体現したレブロンの次男、ドム役のセドリック(・ジョー)はとても才能のある若手俳優だ。彼を本作で紹介出来たことを、僕はとても喜んでいる」

── 共演したルーニー・テューンズのなかでお気に入りのキャラクターは?
「彼らを知ったのがいつだったかは、あまりに幼いころだったのではっきりは憶えてないが、もっとも惹かれキャラはやっぱりバッグス・バニーだろうね。ウィットに富んでいて生意気。皮肉屋だが、時に魔法のような瞬間を見せてくれる。でも、いま観直してみると、過激すぎて思わず身がすくむときもある(笑)。それがテューンズの魅力ではあるのだが、ちょっと考察が必要なのかもしれないとも思ったよ」

── アル・G・リズムはアルゴリズムですが、あなたはテクノロジーには強いほうなんですか?

「いやあ、強いとは言えないだろうな(笑)。難しいところはコンピュータに任せたいとは思うが、そう簡単にはいかない。とはいえ、このコロナ禍の自粛生活のせいで、ミーティングもすべてzoomに頼るしかない。そういう意味では随分、デジタルとの付き合い方も上手くなったんじゃないかな? その一方で、テクノロジーに頼る生活の不便さも痛感しているんだがね」

スペース・プレイヤーズ
2021年8月27日(金)公開

アメリカ/2021/1時間56分/ワーナー・ブラザース映画
監督:マルコム・D・リー
出演:レブロン・ジェームズ、ドン・チードル、クリス・デイビス、ソネクア・マーティン=グリーン、ゼンデイヤ
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

Photo by Cara Robbins/Contour by Getty Images

<お詫びと訂正>

SCREEN10月号P46-P47の『スペース・プレイヤーズ』紹介記事内にて、キャラクター名がバックス・バニーと表記されておりました。正しくはバッグス・バニーとお詫びして訂正させていただきます。

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