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スペース・ジャム(1996)
1996年に公開されたアメリカの実写アニメーションスポーツコメディ映画で、監督はジョー・ピトカ、主演はバスケットボール界の神ことマイケル・ジョーダン。地球のテレビを観た宇宙人が、負けたら自分たちの遊園地で働き、奴隷になることをバッグスたちに提案。ルーニー・テューンズのメンバーとマイケルが、宇宙人たちとバスケットで勝負する。
ワーナーのサイバースペースだからこその自社映画のキャラクターも大渋滞!
1988年『ロジャー・ラビット』で役者×アニメキャラのハイブリット映画が作られた。ワーナー・ブラザースは、その手法を用いて1996年に『スペース・ジャム』を製作。当時の大人気バスケ選手、マイケル・ジョーダンと同社のアニメキャラ、ルーニー・テューンズを組ませ宇宙人とバスケ対決させた。
そして2021年、よりパワー&バージョンアップした、今だからこその作品『スペース・プレイヤーズ』を公開する。
前作の敵はアウタースペースの宇宙人だったが、今回はワーナーのサイバースペースを自在に動かすアルゴリズム。何でもアリの世界に放り込まれ、そのアルゴリズムことアル・G・リズムとバスケ試合するのは、現在の大スター、「キング」ことレブロン・ジェームズ。彼とチームを組むのがルーニー・テューンズだ。
今回は映画ファンへプレゼントが用意されている。ワーナーのサーバーが舞台なので同社の映画キャラたち多数登場しているのだ。『オズの魔法使』や『時計じかけのオレンジ』、『アイアン・ジャイアント』や『IT』シリーズのペニーワイズ等が観客としてゲームに大歓声。
さらにテューンズが『カサブランカ』や『マッドマックス』の世界に迷い込んだりと、映画ファンの心をくすぐるネタがてんこ盛り。どんなキャラがいるのか確認したくなる!
また、ストーリー的にも父子のドラマを中心に置いて、誰もが感情移入しやすい物語を展開。アル・G・リズムをベテランのドン・チードルが演じ、新しい魅力を見せているのにも注目だ。
登場キャラクター紹介!
レブロン(レブロン・ジェームズ)※画像左
NBAのトップ選手、レブロンが本人役として登場。一方で、バスケットボールよりプログラミングに熱中する次男ドムとの接し方に悩む。
バッグス・バニー※画像右
皮肉やジョークが言えるちょっと過激なウサギ。過去にアル・G・リズムに乱暴な口をきき、最果ての地に追放され独りぼっちとなる。
自立心旺盛。ルーニー・テューンズの愉快な仲間たちのなかで唯一、バスケットボールに精通している。ローラの声は女優のゼンデイヤが務めている。
グラニー
老人ホームなんて生涯不要のパワフルなお年寄り。歩行器とハーフタイムであおるマティーニを武器にマトリックスのような動きも披露!
アル・G・リズム(ドン・チードル)※画像右
名声が欲しいCGIヒューマノイド。ワーナー・ブラザースのAIスーパーサーバーの支配者を名乗る。レブロンの息子・ドムを連れ去る。