この秋から冬にかけては新しい必見音楽映画が大豊作!気になるラインナップをお知らせしましょう。(文・松坂克己/デジタル編集・スクリーン編集部)

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01:“ザ・ビートルズ”の新作ドキュメンタリーが配信!

画像: 『ザ・ビートルズ:Get Back』ディズニープラスにて11月25日(木)、26日(金)、27日(土)全3話連続独占見放題で独占配信スタート © 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ザ・ビートルズ:Get Back』ディズニープラスにて11月25日(木)、26日(金)、27日(土)全3話連続独占見放題で独占配信スタート

© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督による新作ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』が、11月25 ~ 27日に3話連続でディズニープラスより独占配信される。

これは、この50年間で唯一彼らの映像アーカイブへのアクセスを許可されたジャクソンが、60時間以上の未公開映像、150時間以上の未発表音源を3年に渡り復元、各エピソード約2時間、全3エピソードに編集したもので、伝説の42分間に及ぶ“ルーフトップ・コンサート”の模様も収録されている。これまでも彼らのドキュメンタリーは『レット・イット・ビー』(1970)『グレイテスト・ストーリー』(1978)『EIGHT DAYS AWEEK』(2016)と作られてきたが、今回こそ決定版と言えるだろう。

ほかにもあるぞ! この秋~冬に見られる音楽ドキュメンタリー

音楽ドキュメンタリーの必見作が公開中&公開待機中。『MINAMATA―ミナマタ―』で注目の写真家ユージン・スミスはニューヨークのロフトに住んでいたが、そのロフトでジャズ・ミュージシャンたちが繰り広げたギグをスミスは撮影・録音していた。それを編集したのが公開中の『ジャズ・ロフト』(マーメイドフィルム、コピアポアフィルム配給)だ。

さらにジャズ史上最大のカリスマを描くドキュメント『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』(EASTWORLD ENTERTAINMENT、カルチャヴィル配給)が12月3日に公開される。また5月に公開されヒットしたデヴィッド・バーンの『アメリカン・ユートピア』(販売NBCユニバーサル)が12月8日にパッケージで登場、伝記映画『スターダスト』が公開中のデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー『ジギー・スターダスト』(オンリー・ハーツ配給)も2022年1月7日に再公開されることが決まった。

画像: 『ジギー・スターダスト』

『ジギー・スターダスト』

画像: 『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』

『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』

画像: 『アメリカン・ユートピア』

『アメリカン・ユートピア』

画像: 『ジャズ・ロフト』

『ジャズ・ロフト』

(C) 1999,2015 The Heirs of W. Eugine Smith. (c)MMXVII Morling Manor Music Corp. and Jowcol Music, LLC.
(C) 2020 RadicalMedia Production. All Rights Reserved. (C) Jones-Tintoretto Entertainment Co.,LLC

02:クラシック名曲が彩る音楽ミステリー誕生

画像: 『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』

『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』

第二次大戦下のロンドンで出会った同い年の少年2人。やがてその一人は有望なヴァイオリニストに育つが、デビューの日に忽然と消えてしまった。その真相を追うもう一人の少年は、35年の時を経て衝撃の真実を知る──

『レッド・バイオリン』のフランソワ・ジラール監督が手がけた新たな音楽ミステリー『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』(キノフィルムズ配給)が12月3日公開。ブルッフ、バッハ、ベートーヴェンなどの名曲と共に紡ぐハワード・ショアの音楽も聞きどころ。

© 2019 SPF (Songs) Productions Inc., LF (Songs) Productions Inc., and Proton Cinema Kft

03:有名アーティストたちの伝記映画の新作

画像: 『スターダスト』

『スターダスト』

実在の歌手をモデルにした伝記映画の新作が続々公開。現在公開中なのはイギリスのロック歌手デヴィッド・ボウイの人生の一時期にスポットを当てた『スターダスト』(リージェンツ配給)。アルバム「ジギー・スターダスト」発表の前年、ボウイは全米の宣伝ツアーに出るが、自分がまだ世間に知られていないことを思い知らされる。ボウイ役は「EMMA エマ」のジョニー・フリン。

画像: 『ヴォイス・オブ・ラブ』

『ヴォイス・オブ・ラブ』

“マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”などの人気女性歌手セリーヌ・ディオンをモデルにした歌手アリーヌの半生を描くのは12月公開の『ヴォイス・オブ・ラブ』(セテラ・インターナショナル配給)。フランスの国民的女優ヴァレリー・ルメルシエの監督・主演作。

人気クリスチャン・シンガー、ジェレミー・キャンプの若き日の恋と過酷な運命を描いた『君といた108日』(イオンエンターテイメント配給)も12月31日公開だ。K・J・アパ、ブリット・ロバートソン共演。

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