アニマル×キッズ編
動物とキッズは鉄板の組み合わせ。ほっこりしたりホロリとしたり、作品の数だけ様々な友情の形がありました。
『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』
2022年1月21日(金)〜公開中
2022年の幕開けを飾る【アニマル×キッズ】映画の大本命は、アメリカの児童文学作家ノーマン・ブリッドウェルの名作絵本を実写映画化したファンタジー・コメディ。大きくなってしまった子犬のクリフォードとの波乱万丈な日々を通して、強く優しく成長する少女エミリー。クリフォードを助けるために友だちのオーウェンらと大胆な行動を見せる場面もあり、そんなエミリーを思わず応援したくなってしまうはず。
【チェックポイントはここ!】
赤い毛色のクリフォードを、クラスメイトに馴染めない自分と同じ“はみ出し者”だと感じたエミリー。そんなエミリーの気持ちを理解し寄り添うクリフォード。友情を超えた無条件の愛に心がホッと温かくなります。
<ストーリー>
奨学金でエリート私立学校に通う新入生のエミリー(ダービー・キャンプ)。ある日、失業中の叔父ケイシー(ジャック・ホワイトホール)と出かけた公園で、店主のブリッドウェル(ジョン・クリーズ)から「愛情の分だけ成長する」と言われた小さな赤い子犬クリフォードに出会い、一晩だけ預かることに。エミリーから大きな愛情をもらったクリフォードは翌朝、見事に巨大化! 突如現れた大きな赤い犬に、NYの街は大混乱。その秘密を探ろうとクリフォードの誘拐を企むバイオテック企業も現れ、エミリーは友人のオーウェン(アイザック・ワン)ら周囲の人々とともにクリフォードを守ろうと奮闘する。
配給:東和ピクチャーズ
© 2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
『僕のワンダフル・ライフ』(2017)
大好きな飼い主にもう一度巡り会うため生まれ変わりを繰り返し、やっと再会!というあらすじだけでもグッときてしまう名匠ラッセ・ハルストレム監督の名作ドッグムービー。全ての始まりとなった運命の飼い主、少年イーサンとの出会いから別れ。彼の成長にそっと寄り添う犬のベイリーに何度も心が揺さぶられます。
自分の亡くなった愛犬もこういうふうに想ってくれたかなぁと考えただけで泣けた(40代・男性)
自分の様な愛犬家にとっても愛すべき感動作です(30代・女性)
『マイ・ドッグ・スキップ』(2000)
大人しくて引っ込み思案な少年ウィリーが、9歳の誕生日にプレゼントされたのは一匹の子犬。親友となった子犬スキップと一緒に、少しずつ自分の世界を広げていくウィリー。その姿を見守りつつ、ドキドキしたり、ホロリとしたり。犬好きなら絶対に刺さるポイントが満載の感動ドラマ。
少年の成長と飼い犬の絆はもちろん、当時のアメリカの雰囲気にも憧れました(30代・女性)
アニマル×実話編
"事実は映画よりも奇なり"⁉ 実話を基にした作品は、ラストまで目が離せません。
『ボブという名の猫2 幸せのギフト』
2022年2月25日(金)公開
ホームレス同然のストリートミュージシャン、ジェームズのもとに迷い込んだ茶トラ猫ボブ。その絆と再生の物語を描き、世界的ベストセラーになったノンフィクションの映画化『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016)の続編がついに公開! 今作でも前作同様、実際のボブが“本猫”役で出演。
【チェックポイントはここ!】
前作で“世界一有名な猫”になり、2017年には来日も果たしたボブ。続編の撮影は4年ぶりだったが、スタジオセットのことを覚えているかのような堂々とした落ち着きぶりだったそう。おなじみのハイタッチシーンは今回も健在!
<ストーリー>
クリスマスパーティーからの帰り、ホームレスの男性を助けたジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)とボブ。自暴自棄になる男性に、ジェームズは彼らにとって最大のピンチとなったクリスマスの話を語り出す。
配給:コムストック・グループ
© 2020 A GIFT FROM BOB PRODUCTION LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
『シャーロットのおくりもの』(2006)
食用になる運命の子ブタ、ウィルバーを助けようと一匹の蜘蛛シャーロットが奇跡を起こすファンタジー。生まれたばかりのウィルバーを父親から譲り受け育てている農場の娘、ファーンを演じているのは、ダコタ・ファニング。愛くるしいファーンと赤ちゃんブタ・ウィルバーとの交流もほっこり。
『フリッパー』(1996)
夏の間、変わり者の伯父と島で暮らすことになった反抗期真っ盛りの少年サンディが、一匹のイルカ、フリッパーと出会い成長していく冒険ストーリー。サンディを演じているのは当時14歳のイライジャ・ウッド。青い海を背景に描かれる美少年と人懐っこいイルカとの友情。さわやかな美しさも癒しです!
『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』(2017)
第2次世界大戦中のポーランド。営んでいた動物園の地下に秘密の隠れ家を作り、ユダヤ人の命を救った夫婦の実話を映画化。平和の象徴でもある動物園が戦火に巻き込まれていく様子は苦しくもあるけど、自分の信念を貫いたアントニーナ(ジェシカ・チャステイン)の強さに心打たれるはず。
『愛は霧のかなたに』(1988)
マウンテンゴリラの保護活動に尽力した、実在の女性動物学者ダイアン・フォッシーの生涯を描いたヒューマンストーリー。中央アフリカに生息する絶滅寸前のゴリラに魅せられていくダイアン(シガニー・ウィーヴァー)の覚悟、そして次第に狂気へと変わるゴリラ愛。衝撃のラストも実話ならでは。
マウンテンゴリラに興味があったから(60代・男性)
『グース』(1996)
カナダの彫刻家ビル・リッシュマンの自叙伝を原作にした心温まる冒険の物語。芸術家の父親とともに、卵からふ化したグースたちを500マイル先の越冬地まで連れて行くことにした14歳の少女エミリー。大自然のなか、軽量飛行機で先導しながらグースたちと一緒に空を飛ぶシーンは最高に美しく、感動的!
鳥が大好きなので育てた鳥と空を飛ぶなんて夢のようでした(20代・男性)