※記事には前作までのネタバレが含まれますのでご注意ください。
今知っておきたい7つのこと
【ポイント1】最新作の舞台は前作から数年後
『ファンタビ』シリーズ1作目は1926年、2作目は1927年の出来事が描かれたが、今回は1930年代が舞台になるといわれる。公式サイトなどで公開されている特報映像では登場人物たちの風貌の変化が見て取れる(エズラ・ミラー演じるクリーデンスは長髪に!)。また本シリーズは毎回異なる国・都市が舞台となっているが、今回はブラジル・ブータン・中国など複数の国が舞台になる模様。特報ではニュートの助手バンティがドイツらしき場所にいるところが確認できる。
【ポイント2】ニュートが“寄せ集め”の新チームを結成
今回のメインストーリーは、ニュートが新チームを結成し、グリンデルバルドの野望阻止に挑むというもの。“寄せ集め”といわれるこのメンバーに新たに加わるのは、テセウスの婚約者だったリタの腹違いの兄ユスフ・カーマ、イルヴァーモーニー魔法魔術学校の教師ユーラリー・ヒックスといった面々。気になるのは、この新チームの中にニュートの恋人(?)ティナがいないように見えるところ。ティナ役を演じるキャサリン・ウォーターストンは本作に大きな"サプライズ”があることを予告している。
【ポイント3】『ハリポタ』でおなじみのアイテムも続々登場
『ハリー・ポッター』の前日譚にあたる『ファンタビ』では、世界観の繋がりを感じさせる描写が多く見られるが、本作の特報でもホグワーツ城の大広間、クィディッチ、必要の部屋など、『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみのアイテムや人物、場所が続々と登場している。ダンブルドアを探すニュートたちが訪れているのは、USJの「ハリー・ポッターエリア」でもおなじみのホグズミード村! 彼らがバタービールを飲むシーンもあるのかもしれない。
【ポイント4】“闇の魔法使い”を演じるのはマッツ・ミケルセン
ゲラート・グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)
人の心を支配する力も持つ、史上最悪の闇の魔法使い。"死の秘宝"の一つでもある最強の杖"ニワトコの杖"の使用者。魔法界と人間界を支配すべく、急速に勢力を拡大している。演じるのは『アナザーラウンド』(2021)のマッツ・ミケルセン。
史上最悪の魔法使いグリンデルバルドを演じるのは北欧を代表する名優マッツ・ミケルセン。場面写真では魔法界最強の“ニワトコの杖”を操るグリンデルバルドの姿が確認できるが、本作ではいよいよ「世界征服」に向けた彼の動きが本格化していくようだ。降板したジョニー・デップから役を引き継ぐ形になったマッツは「名優であるジョニーの演技を模倣するのは“クリエイティブな意味の自殺”に等しい」として、単なるモノマネではない新解釈のグリンデルバルドを生み出すことを誓っている。
【ポイント5】ジェイコブ、魔法使いの杖を持つ
特報映像でもっともファンを騒然とさせたのが、魔法使いではない普通の人間(=マグル)であるジェイコブが「杖」を授かるシーン。魔法ワールドでは「マグルには杖が使えない」はずなので、これが単に見せかけのものか、何か仕掛けがあるのか、それともジェイコブに何か秘密があるのか、様々な憶測を呼んでいる。ジェイコブがもらった杖を嬉しそうに自慢している場面もあるが、「マグルが杖を持つのは危険」ともされており、この杖が幸運を呼ぶかトラブルを招くか、その行方に注目だ。
【ポイント6】ダンブルドアの弟アバーフォースが登場
本作の最重要キャラクターの一人となるのが、ダンブルドアの実弟アバーフォース・ダンブルドア。ダンブルドアの謎めいた「過去」を知る人物であり、今回のタイトルが意味するものにも深く関わってきそうなキーパーソンだ。映画『ハリー・ポッター』にも少し登場していたが、今回の特報映像には若き日のアバーフォースが初登場している。演じているのはNetflixドラマ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』などで知られるリチャード・コイルだ。
【ポイント7】クリーデンスの本当の正体とは?
前作で最大の衝撃を巻き起こしたのは、魔法使いクリーデンスの正体が明かされるラストシーン。グリンデルバルドによれば、彼の正体はアウレリウス・ダンブルドア、すなわちダンブルドアの弟だという。これが真実かどうかはわからないが、ダンブルドア家の象徴である“不死鳥”とクリーデンスの関わりが強調されるのは、彼が少なくとも一族に近しい存在であることの証拠にも思われる。特報には“ダンブルドア兄弟”の激突シーンも含まれ、彼らの“本当の関係”が明かされることも期待できそうだ。
US版ティザーポスターが公開
2021年12月に解禁された本作のUS版ティザーポスターは、ホグワーツ魔法魔術学校と、それに向かって羽ばたく不死鳥の姿が描き出されたビジュアル。不死鳥はダンブルドア家との関わりが深い魔法動物であり、ダンブルドア家の人間が窮地に陥ったときに駆けつけることで知られているが、ホグワーツ城で一体何が起こっているのか!? 様々な想像力をかきたてるビジュアルだ。
『ハリー・ポッター』キャストたちが感動の再会!
U-NEXT にて見放題で独占配信中
“魔法ワールド”の起点となった『ハリー・ポッター』第一作『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開20周年を記念した特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』が現在U-NEXTにて見放題で独占配信中。番組では、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフをはじめ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンといったキャスト・スタッフたちがシリーズ終了後初の再会。
彼らの新たなインタビューや対談、原作者によるコメントなどを通して、今まで明かされることのなかったシリーズ制作の舞台裏に迫っていく。成長した主演トリオたちが顔を合わせ、「私たちは家族。お互いの人生の一部」と旧交を温める姿は感動的。“魔法ワールド”をより深く知る意味でも見逃せない作品だ。
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
2022年4月8日(金)公開
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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