「スター・ウォーズ」シリーズで重要な役割を担ってきたオビ=ワン・ケノービ。その歴史を彼の名ゼリフとともに振り返ってみましょう。(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)
※セリフはDisney+の字幕版から引用
  • EP1=『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)
  • EP2=『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)
  • EP3=『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)
  • EP4=『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)
  • EP5=『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)
  • EP6=『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)
  • EP7=『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)
  • EP8=『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)
  • EP9=『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)

“お前は勝てん。打ちのめしても私は更に強くなる”

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)

画像: 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)

57歳になったオビ=ワンが、ダース・ベイダーとなったアナキンと久々に戦った時、ベイダーが「力が衰えたな」と言うと、オビ=ワンはこう答える。そしてルークが自分を見ていることを確認して微笑みかけ、ベイダーのセーバーを受けて霊体と化す。オビ=ワンが待ち望んでいたのは、こうしてルークにバトンを引き継ぐことだったのに違いない。

また、この壮大な物語の始まりとなるのが、レイアの伝言「助けて、オビ=ワン・ケノービ。あなたが頼りです」。物語の起点に彼の名が入っていることも、彼の存在の重要さ、偉大さを証明している。

ライバルとの決着 「反乱者たち」でのオビ=ワン

画像: 写真は「スター・ウォーズ 反乱者たち」より

写真は「スター・ウォーズ 反乱者たち」より

『EP4』の5年前から反乱同盟軍の結成までを描く本作では、オビ=ワンは数話で言及される程度だが、シーズン3第20話は彼と宿敵ダース・モールとの最後の戦いを描く。

オビ=ワンはライトセーバーの構えを変え、師匠クワイ=ガンと同じ型でモールを倒す。瀕死のモールはオビ=ワンに「彼(ルーク)は選ばれし者なのか? 彼が俺たちの仇を返してくれるんだろうな」と言って息を引き取る。

“ルーク ダゴバへ行け そこでヨーダに学べ ジェダイマスター 私の師だ”

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)

画像: 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)

ルークが氷の惑星ホスの吹雪の中で倒れていた時、オビ=ワンがルークに語りかけたのがこの言葉。霊体となった後も、オビ=ワンはルークをジェダイの道へと導く。

また、ヨーダが、ルークの辛抱のなさを見て指導意欲を失いそうになると、かつては自分もそうだったとヨーダを説得。オビ=ワンはルークの修行を陰から支え続けた。

“見方によれば私の言ったことは真実だ 真実は多面的なものだ”

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)

画像: 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)

ルークがなぜベイダーが父を殺したと言ったのかと問うと、霊体となったオビ=ワンはこう答える。「アナキンは親友だった」と語り、ルークに双生児の妹がいることも伝える。

また、ベイダーとの戦いに向かうルークに「思いは表に出すな。君の優しさに皇帝はつけ込んでくるぞ」と助言。ルークに重要な情報を与え続けた。

新世代のジェダイ・レイも支援 『EP7〜9』でのオビ=ワン

画像: 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)より

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)より

オビ=ワンは、レイに背中を押す言葉をかける。『EP7』でレイがルークのライトセーバーに触れた時に聞こえた「レイ、これがお前の第一歩だ」、『EP9』で彼女がパルパティーンの攻撃に倒れ、ジェダイたちに呼び掛けた時に真っ先に聞こえた「レイ、これが最後の試練だ 立ち上がって進め」は、彼女を見守るオビ=ワンの声だ。

オビ=ワン小話

1.ライトセーバーに誇りを持つが…

『EP4』でルークにライトセーバーを渡し「無粋なブラスターと違い、もっと文化的だった頃の繊細な武器だ」と言い、オビ=ワンはセーバーに誇りを持っているが、実はよく落とす。『EP2』ではアナキンに落とすなと注意するが、自分はダース・モール戦、ジャンゴ・フェット戦、ドゥークー伯爵戦で落とし、すぐにフォースで拾っている。

2.ユーモアはキレキレ

オビ=ワンの言葉にはちょっと皮肉っぽいユーモアがたっぷり。『EP1』冒頭の通商連合との交渉は、クワイ=ガンはすぐに済むと言ったのにドロイド群と戦うことになるが、戦闘を手早く片付けて「マスターの言ったとおり、すぐに済みましたね」。『EP3』で着陸時に船が半分に裂けた時には「安心しろ、まだ船の半分は飛んでる」と呟いた。

3.乗り物が嫌い? でも腕は優秀

『EP2』で曲芸的な運転をするアナキンに「無茶をするな」と言い「飛ぶのが苦手でしたね」と言われると「飛ぶのは嫌いじゃない。これは自殺行為だ」と返答。アナキンの運転はお気に召さないようだが、彼自身の操縦の腕前は優秀。空中戦で負けたことはなく、多種多様な乗り物を操縦し、難所への着陸も常にクリアしている。

掲載の全作品 ディズニープラスで独占配信中 ©2022 & TM Lucasfilm Ltd.

オビ=ワン・ケノービ
2022年5月27日(金)配信

アメリカ/2022/全6話 
監督:デボラ・チョウ
出演:ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセン
©2022 Lucasfilm Ltd.

初回2話は5月27日(金)16:00よりディズニープラスにて独占配信

画像1: h.accesstrade.net
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