2019年に第1回が実施され、大好評を呼んだ「オードリー・ヘプバーン映画祭」。多くのファンが待ち望んでいた第2回がいよいよ満を持して開催決定しました。代表作『ローマの休日』(1953)など名作映画の上映をはじめ各種イベントなども行われ、オードリーの魅力をマルチに味わうことのできる今回の特別企画をご案内しましょう。

BS10スターチャンネル presents
オードリー・ヘプバーン映画祭2022

期間:2022年6月10日(金)~12日(日)
場所:109シネマズ二子玉川ほか

映画祭のメインイベントとなるのはオードリー主演作品の上映。今回大スクリーンで上映される5作品は、『ローマの休日』(1953)『おしゃれ泥棒』(1966)『マイ・フェア・レディ』(1964)『シャレード』(1963)『パリの恋人』(1957)という豪華ラインナップ。さらに写真パネル展、特別番組の上映のほか、ゲストを招いてのトークショー、ミニコンサートを連日開催。また映画祭開催を記念したティーサロン企画や期間限定のコラボメニューも予定され、楽しみがいっぱい! 詳しくは公式サイトへ!

グルメ

場所:二子玉川エクセルホテル東急 30F “The 30th Dining Bar”

画像: グルメ

オードリー・ヘプバーンにちなんだグルメが楽しめる映画祭特別コラボメニューが、6月1日~ 30日の期間限定で提供される。プライベートでオードリーが好んだという「スパゲティ・アル・ポモドーロ」をホテル・シェフがアレンジした逸品。

TEL:03-3707-7200/https://www.tokyuhotels.co.jp/futako-e/

画像: イベント・デザート

イベント・デザート

また12日にはティーサロン・トークショーも開催。清藤秀人さんがナビゲーターとなり、「オードリー・ヘプバーン~名声に隠された本当の姿」という題で、午後のひと時をトークとデザートで楽しめる。

事前予約制:03-3707-7200 ※定員に達し次第、受付を終了します。

オードリー初のドキュメンタリー映画
『オードリー・ヘプバーン』ヘレナ・コーン監督 単独インタビュー

文・清藤秀人

画像: 演出中のヘレナ監督

演出中のヘレナ監督

── 最初に観たオードリー映画は?

『マイ・フェア・レディ』(1964)です。母親がファンだったんです。それ以来、他のハリウッド女優にはない演技スタイルと独特のファッションに興味を持ちました。

実は私も若い頃は細くて背が高く、オードリーが着る黒のズボンやセーターに憧れていました。ですから、今回ドキュメンタリーの監督を任されたことは、夢が叶ったと言えますね。

── これまであまり画面に登場しなかった縁の人たちのコメントがとても貴重ですね。

3年かけて探し当てました。1人1人に作品の趣旨を説明して、決してタブロイド紙的ではない内容を心がけることを理解してもらいました。皆さん、オードリーとは強い絆で結ばれていて快諾してくれましたよ。

中でも、オードリーの孫娘、エマとのインタビューは印象的でした。私たち2人とも1994年生まれの同い年ということもあり、オードリーが亡くなった後に生まれた彼女が、あれだけ立派な人物の孫として、それに見合うだけの存在なのかどうかについて葛藤している姿に接して、思わずもらい泣きしてしまいました。

── 本作にはオードリー本人の肉声が要所要所に挿入されていて、そちらも貴重ですね。

オードリーにインタビューしたことがあるジャーナリストたちの中で、唯一、グレン・プラスキン(ハリウッドスターのインタビューで知られる)が1980年代後半か90年代初頭に録った“LIFE誌”のインタビューのデータを提供してくれました。

そこには、オードリー本人が子供について、度重なる流産について、離婚について、幼い頃家を出た父親について語った記録が残されていて、それはとてもエモーショナルな体験になりましたし、作品自体をとても意味深いものにしていると思います。

『オードリー・ヘプバーン』
全国公開中

画像: 【ファン待望・3年ぶり】オードリー・ヘプバーン映画祭2022開催!

永遠の妖精と呼ばれ、ファッション・アイコンでもあった映画史に残る大スター、オードリー・ヘプバーン。その一方で実生活では愛される喜びを得られなかったため、生涯をかけて愛を求め、与え続けた彼女の生きざまを追う。果たして彼女の本当の姿とは?

STAR CHANNEL MOVIES配給
(C)Pictorial Press Ltd / Alamy Stock Photo

「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」開催記念
麗しのオードリー名作特集/スターチャンネル

3年ぶりの映画祭開催を記念して、スターチャンネルでもオードリーの名作映画の数々を連続放送

【 STAR1 字幕版 】
6月18日(土)~ 19日(日)2日連続放送(全2作)
【 STAR2 字幕版 】
6月18日(土)~ 19日(日)2日連続放送(全6作)

画像: 『昼下りの情事』(1957)

『昼下りの情事』(1957)

【STAR2】ではオードリー初主演にしてアカデミー賞主演女優賞受賞作『ローマの休日』(1953)をはじめ、パリを舞台にしたおしゃれなロマコメ『パリの恋人』(1957)、主題曲“魅惑のワルツ”も麗しい『昼下りの情事』(1957)、シャーリー・マクレーン共演の問題作『噂の二人』(1961)、さらに『マイ・フェア・レディ』(1964)『シャレード』(1963)の6作を。

また【STAR1】では『いつも2人で』(1967)『おしゃれ泥棒』(1966)の2作を一挙放送。今見ても新鮮な魅力にあふれているオードリーの魅力を自宅でも堪能したい。

画像: 『噂の二人』(1961)

『噂の二人』(1961)

画像: 『いつも2人で』(1967)

『いつも2人で』(1967)

(c) 1957 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. and Warner Bros., Inc. All Rights Reserved.
(c) 1961 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
(c) 1966 Twentieth Century Fox Film Corporation.

スクリーン復刻特別編集「オードリー・ヘプバーン」が映画祭にて発売

創刊75年を超える「SCREEN」の貴重なコンテンツから、読者のみなさまからリクエストの多い記事を一冊にまとめた「スクリーン復刻特別編集 オードリー・ヘプバーン」。
現在までに《『ローマの休日』~『戦争と平和』編》《『パリの恋人』~『ティファニーで朝食を』編》《『噂の二人』~『マイ・フェア・レディ』〜『ロビンとマリアン』編》全3冊がSCREEN STOREにて好評発売中。
通常はWEBのみで販売の限定品ですが、映画祭開催前の6月7日より、109シネマズ二子玉川にて発売されます。
作品紹介はもちろんの事、現地でのインタビュー、双葉十三郎氏の寄稿、ライフストーリーなど当時の記事が読み応えたっぷりに蘇ります。会場にお越しの際は鑑賞記念にお手にとってはいかがでしょうか?

画像: スクリーン復刻特別編集「オードリー・ヘプバーン 」が会場にて販売

スクリーン復刻特別編集「オードリー・ヘプバーン 」が会場にて販売

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