2019年に第1回が実施され、大好評を呼んだ「オードリー・ヘプバーン映画祭」。多くのファンが待ち望んでいた第2回がいよいよ満を持して開催決定しました。代表作『ローマの休日』(1953)など名作映画の上映をはじめ各種イベントなども行われ、オードリーの魅力をマルチに味わうことのできる今回の特別企画をご案内しましょう。

BS10スターチャンネル presents
オードリー・ヘプバーン映画祭2022

期間:2022年6月10日(金)~12日(日)
場所:109シネマズ二子玉川ほか

映画祭のメインイベントとなるのはオードリー主演作品の上映。今回大スクリーンで上映される5作品は、『ローマの休日』(1953)『おしゃれ泥棒』(1966)『マイ・フェア・レディ』(1964)『シャレード』(1963)『パリの恋人』(1957)という豪華ラインナップ。さらに写真パネル展、特別番組の上映のほか、ゲストを招いてのトークショー、ミニコンサートを連日開催。また映画祭開催を記念したティーサロン企画や期間限定のコラボメニューも予定され、楽しみがいっぱい! 詳しくは公式サイトへ!

特別上映

各回1,500円(税込) 特製ポストカード付

『ローマの休日』(1953)

画像: 『ローマの休日』(1953)

6月10日、11日、12日上映

オードリーのハリウッド・デビュー作。監督のウィリアム・ワイラーが当時としては画期的なローマロケを敢行。オードリー演じるヨーロッパ某国の王女アンと、王女が歴訪先のローマで知り合うグレゴリー・ペック扮するアメリカ人記者ジョーとの淡い恋と別れを描く。

2人が互いに身分を隠してローマの観光を楽しむスリルと笑い、気づかない内に芽生えていた恋心、最後に提示される恋より重要な友情の大切さ、等々、見どころはたっぷり。

『パリの恋人』(1957)

画像: TM & COPYRIGHT (c) 2022 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
TM & COPYRIGHT (c) 2022 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

6月10日、11日上映

ニューヨークの下町、グリニッジビレッジにある本屋に勤めるヒロイン、ジョーが、ある日突然ファッション誌のモデルに抜擢され、撮影先のパリでカメラマンのディックと恋に落ちる。

オードリーにとってはカメラマン役のフレッド・アステアとの共演は長年の憧れで、2人が一緒に歌い、踊るシーンは初々しくて心が震える。監督のスタンリー・ドーネンはこれを機にオードリーからファッションスターとしての魅力を引き出していくことに。

『シャレード』(1963)

(c) 1963 Universal Pictures, Inc. & Stanley Donen Films, Inc. All Rights Reserved.

6月10日、12日上映

オードリー&S・ドーネン2作目のコラボ作。夫が巨額の遺産を遺して殺害されたことで、オードリー演じる妻のレジーナに怪しげな男たちが遺産を狙い襲いかかってくる。

最後の最後までレジーナの敵か味方か分からない謎の男をケーリー・グラントが演じ、オードリーとの間に抜群のケミストリーが生まれたロマンチック・サスペンスの傑作。舞台になるパリの風景、ジバンシィのオートクチュール、ヘンリー・マンシーニのメインテーマがムードを盛り上げる。

『マイ・フェア・レディ』(1964)

画像: (c) 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
(c) 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

6月11日、12日上映

大ヒットしたブロードウェー・ミュージカルの映画化。監督はジョージ・キューカー。下町の花売り娘、イライザがロンドン社交界のレディへ変身するプロセスを、オードリーが渾身の演技で表現する一方、舞台に引き続きイライザに美しい発音を叩き込むヒギンズ教授をレックス・ハリソンが演じる。

早朝のコベントガーデンやアスコット競馬場等、背景は全てハリウッドのワーナースタジオ内に作られたセット。それを見るだけでも価値あり。

『おしゃれ泥棒』(1966)

(c) 1966 Twentieth Century Fox Film Corporation.

6月11日、12日上映

『ローマの休日』(1953)『噂の二人』(1961)に続くW・ワイラー監督作品。オードリー扮するパリジェンヌのニコルが、父親の裏家業が世間にバレることを阻止するため、ピーター・オトゥール扮する自称・泥棒を巻き込んで美術館に忍び込む。

後半の主な舞台になる狭い物置に隠れた2人の動きが笑える。ジバンシィのオートクチュールを粋に着こなし、それ以前とは異なる濃いアイメイクで登場するオードリーのコメディエンヌぶりが絶妙だ。

イベント

映画祭の開催を記念して入場無料のイベントも連日開催される。

(c) 1966 Twentieth Century Fox Film Corporation.

場所:iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ

トークショー
10日は「素顔のオードリーと過ごした日々」と題してゲストにはコーディネーターの加藤タキさん。11日は「永遠のオードリーファッション」と題してゲストにはファッションジャーナリストの塚本香さん。12日は「女優オードリーの魅力」と題してゲストには映画ライターのよしひろまさみちさんと新谷里映さんを招いて素敵なお話が展開。

ミニコンサート
「ハープと奏でる室内楽によるオードリー・ヘプバーンの世界」と題して、「バラ色の人生」「魅惑のワルツ」「踊り明かそう」「ムーン・リバー」ほか、オードリーの映画に関連する楽曲が楽しめるミニコンサートを11日、12日に開催。演奏はアンサンブルカノン。

パネル展
オードリーの写真パネル展も10日~12日の連日開催。映画祭で上映される5作品をメインに、在りし日のオードリーの麗しい姿を収めた写真の数々を多数展示!(10日は16:00からスタート)

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