予測不能のハプニングが連続! ハリウッドが誇る豪華スター競演のド派手アドベンチャー大作『ザ・ロストシティ』。本作にて、役立たずのマッチョモデル アラン役を演じたチャニング・テイタムと、気品と愛嬌アリなのに完全なる悪役 フェアファックス役を演じたダニエル・ラドクリフへスペシャルインタビュー。本作の見どころやサンドラ・ブロックとの共演についても語ってくれました。(文・よしひろまさみち/デジタル編集・スクリーン編集部)

おバカで役立たずのマッチョ・ナイト
アラン/ダッシュ役 チャニング・テイタム

画像: Photo by Jeff Vespa/Contour by Getty Images
Photo by Jeff Vespa/Contour by Getty Images

【コラム】チャニングの冒険遍歴

画像: 『ジュピター』U-NEXTで見放題配信中 © 2014 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited and Ratpac-Dune Entertainment LLC

『ジュピター』U-NEXTで見放題配信中

© 2014 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited and Ratpac-Dune Entertainment LLC

意外と冒険映画が少ないマッチョスター、チャニング。アドベンチャー・アクションだと『ジュピター』(2015)『G.I.ジョー』(2009)くらいなもんか? ところが冒険からスケールを落としてアクションありの成長物語とするなら、『ローガン・ラッキー』(2017)『ステップ・アップ』(2006)や“ジャンプ・ストリート”シリーズなどごまんとある。コメディと成長物語がお得意なのよね、彼。その点、本作はその集大成的なもんです。そして、なんつってもチャニングの持ち味は踊る肉! 『マジック・マイク』(2012)で見せてくれた踊る肉、本作でもちろっと拝めますよ……ほんとちろっとだけど。

── 演じるアランと、カバーモデルのダッシュのキャラクターを教えてください。

ダッシュ役だけど本名はアラン。アランはダッシュとかけ離れています。ダッシュは架空のキャラで向こう見ずなヒーローだし、白馬に乗っています。一方、アランは正反対の人物で、人生で戦ったことなんてない。でも、挑戦しなかったわけじゃないです。ただ彼は、最初はカバーモデルの仕事が恥ずかしかったはずです。

でも、ある時点から素晴らしい機会だと気づきました。なぜなら、ダッシュを演じることで、人々を喜ばせることができるんですから。人々を幸せな気分にでき、現実逃避に導いてあげられるカバーモデルはとても尊い仕事であると分かるんです。

画像: おバカで役立たずのマッチョ・ナイト アラン/ダッシュ役 チャニング・テイタム

── ダッシュが着用するウィッグについてはいかがでしたか?

このウィッグは重要です。でも正直に言って、ウィッグが持つ人格についてはよく分かりません。最初の方に撮影したのがこの恋愛小説絡みのシーンでしたが、実を言うとその撮影まで、ダッシュが誰だか知らなかったんです。僕は笑わせようとは一度もしていないんです。

ただ、自分が楽しもうと思いました。そこで、“このキャラはこういう人物なのか”と理解することができました。僕の今回の場合、ウィッグがその役割を果たしてくれました。

サンドラ・ブロック コメント
「腹筋が割れている人がメンバーにいてよかったです。シャツやパンツを嫌がらずに脱いでくれたことも嬉しかったです。これがチャニングの魅力です。これって失礼じゃないわよね(笑)?」

── サンドラ・ブロックと共演した感想は?

サンドラは本当によく調べていました。ほとんど全てのことについてです。彼女は野獣のようなプロデューサーです。みんな彼女がどんな女優なのかはご存じだと思います。そのうえ、彼女は本当に魅力的で素晴らしい人でした。僕は彼女の直感を信じています!

── 撮影したドミニカ共和国はどんな場所でした?

小島で撮影をしたのは生まれて初めてでした。ジャングルに行ったのも初めてです。幸運なことに蚊にもそれほど悩まされることなく、ただ現場の何人かは生き血を吸われていましたね。本当にジャングルのその場にいるんだということが実感できました。観客のみなさんもそれを感じられると思います。本当に外にいるような気になれますよ。

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