これまで『ソー』シリーズ3作、『アベンジャーズ』シリーズ4作に登場してきたソー(カメオ出演など除く)。最新作公開前のおさらいとして、その成長&激闘の歴史を名台詞とともに振り返ります。(文・山崎ともみ/デジタル編集・スクリーン編集部)
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マイティ・ソー(2011)

「俺は国へ戻るが約束する。必ずお前の元へ戻る…いいな?」
(国に帰る時に恋人ジェーンに約束するセリフ)

あまりの傲慢さゆえに地球送りに

画像: あまりの傲慢さゆえに地球送りに

北欧神話由来の神様ヒーロー、『ソー』シリーズ1作目。アスガルドの第1王子であるソーは、信頼する友や国民に囲まれ、自信に満ちたやんちゃなお調子者に育ったある種の箱入り息子。

ある日無鉄砲な行動のお仕置きに、パワーと武器のハンマーを没収され地球送りに。天文学者ジェーンと恋に落ち、世間知らずなソーがどんどん学び吸収していく姿から目が離せなくなること間違いなし! またシリーズの見どころである美筋肉タイムも要チェックだ。

制作こぼれ話① 色々あったソー役選考

画像: ロキ役トム・ヒドルストンもソー役の候補だった

ロキ役トム・ヒドルストンもソー役の候補だった

ソー役のオーディションは、クリスだけでなくトム・ヒドルストン(ロキ役)も受けていたのだが、当初候補に最後まで残っていたのはクリスの弟リアムだった。その後再選考の際にクリスがもう一度アタック、一度は逃したソー役を見事ゲットした。

『マイティ・ソー』
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アベンジャーズ(2012)

「俺が愛する世界を奪うのか?地球は俺が守ってるんだ」
(地球を征服しようと目論むロキに対して)

ヒーローたちと最強チームを結成

画像: ヒーローたちと最強チームを結成

記念すべき『アベンジャーズ』シリーズ1作目。敵は弟ロキということで、兄上が黙っていない! 雷と共に現れロキをソワソワさせたり、そんな彼を叱り国に帰ってこいと諭したり、本作のソーはお兄さん感が頼もしい。

戦いを好んだ過去の自分を顧みたり、世界が広がったことで前作からの成長が見られるのもポイント。と思いきや、ハルクと拳で語り合うモード突入でにんまりしたり、いつものやんちゃなソーも健在!

『アベンジャーズ』
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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)

「偉大な王より偉大な男になりたい」
(新しい王として望みを聞かれたときの答え)

地球を救うため宿敵ロキと立ち上がる

画像: 地球を救うため宿敵ロキと立ち上がる

世界を闇で支配しようと企むダーク・エルフと戦う『ソー』シリーズ2作目。ジェーンが恋しくてどこか元気の無いソー。ロキの件で混乱した世界の修復後、やっと王座へ...とはいかず、ジェーンの異変にひとっ飛びで地球に駆けつけたり、アスガルドが襲撃されたりで今回も大忙し。

母の死に取り乱すロキの幻影や挑発も軽くあしらえるくらい冷静なソーの姿は、頼もしいけどちょっぴり切ない。自身の在り方についても考え直すソーの選択を見届けよう。

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)

「俺はソー。オーディンの息子」
(ウルトロンとの戦いのさなかに)

暴走する人工知能にチームで挑む

画像: 暴走する人工知能にチームで挑む

人類を滅ぼそうとする人工知能ウルトロンと戦う『アベンジャーズ』シリーズ2作目。自然にチームワークを発揮するソーの姿に、成長を実感! また、ペッパー自慢をするトニーに対抗してジェーン自慢をしてみたり、ジェーン愛も健在だ。

オフのアベンジャーズとハンマー持ち上げチャレンジをして遊んだり、チームに打ち解けたリラックスモードなソーが楽しめる。バトルシーンでは、キャプテンやヴィジョンとの息ぴったりな連携攻撃も要チェック!

制作こぼれ話② “シビル・ウォー”聞いてなかった事件

画像: 『キャプテン・アメリカ』の次回作の話にビックリ⁉

『キャプテン・アメリカ』の次回作の話にビックリ⁉

本作のプレスツアー中、みんなが次回作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の話をしているのを耳にしたクリス。自分だけ聞いておらず、スタジオに問い合わせるも、ネタバレ厳禁で謎のまま。MCUから消されたのかとめちゃくちゃ焦ったそう。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
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