これまで『ソー』シリーズ3作、『アベンジャーズ』シリーズ4作に登場してきたソー(カメオ出演など除く)。最新作公開前のおさらいとして、その成長&激闘の歴史を名台詞とともに振り返ります。(文・山崎ともみ/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『アベンジャーズ』ディズニープラスで配信中 © 2022 MARVEL

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)

「人生とは成長して変わることだ」
(ロキの裏切りを先読みして一言)

最強ヴィランに“リベンジャーズ”で対抗

画像: 最強ヴィランに“リベンジャーズ”で対抗

姉ヘラの世界支配に対抗する『ソー』シリーズ3作目。オーディンに化け王座に座っていたロキをばっちり見抜いたり、ソーの対ロキ悪戯耐性は限界突破した様子。ドクター・ストレンジには翻弄されるものの、余裕や柔軟さが増して今まで以上にカッコいいソーが!

ところが一転、オーディンの死で復活したヘラに一捻りにされ、ハンマーと共に自信も粉々に...。兄弟で行動するシーンも盛り沢山、様々な表情が見られるソーファン必見作。

制作こぼれ話③ クリスのアドリブを監督絶賛

ハートフルコメディに定評のあるタイカ・ワイティティ監督が持ち味を存分に発揮した本作には、全てのシーンにアドリブが。ロキの子供時代の思い出話やハルクを宥めるブラック・ウィドウのモノマネなど、クリスのセンスを絶賛していた。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』
ディズニープラスで配信中
© 2022 MARVEL

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)

「怒り、復讐心、喪失感、後悔、全てが俺を突き動かしてる」
(すべてを失ったソーがロケットに心配されて返答)

ラスボス“サノス”に復讐を誓う

画像: ラスボス“サノス”に復讐を誓う

宇宙最凶の敵サノスに立ち向かう『アベンジャーズ』シリーズ3作目。冒頭でサノス一行の襲撃に遭い、ロキやヘイムダル、アスガルドの民の多くを失う。

失意の中ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに拾われ、打倒サノスを誓い奔走。から元気で笑って見せたり涙ぐんだり、この時点でソーのメンタルはぐずぐず。それでも仇を討とうと前へ進み続ける王の姿が泣ける! だが無情にもあと一歩のところで、サノスの指パッチンは止められなかった...。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ディズニープラスで配信中
© 2022 MARVEL

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)

「あるべき自分より…ありのままの自分に」
(ヴァルキリーに王座を託すラストシーンで)

“最強の絆”で最後にして最大の逆襲へ!

画像: “最強の絆”で最後にして最大の逆襲へ!

『アベンジャーズ』シリーズ4作目。前作で消し去られた生命を取り戻すことはかなわず、ソーはやり場のない怒りを胸にサノスにとどめを刺した。そこから5年、引きこもって酒浸りのソー。喪失感とトラウマに苦しみながらも、君が必要というハルクの言葉に後押しされ、もう一度立ち上がる...! 

過去のアスガルドへ飛ぶ“タイム泥棒作戦”での、今は亡き母との会話はもらい泣き必至の名シーン。ソーのリベンジはここから始まる!!

制作こぼれ話④ ムキムキボディから激太り姿へ

あのぽっちゃりお腹のもちふわ体型、実は特殊メイクによるもの。王としてアスガルドの民たちを守れなかった後悔や悲しみからかと考えると切ない...。ちなみにこのスーツ、約30kgもあるそう。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ディズニープラスで配信中
© 2022 MARVEL

2022年7月8日(金)公開
ソー:ラブ&サンダー(2022)

そして物語は新章へ ──

画像: そして物語は新章へ ──

これまで幾度も挫折と成長を繰り返してきた、誰よりも人間らしい神ソー。新作では豪華キャストによる新キャラクター、そして今でも想い続ける元恋人ジェーンの登場など、期待は高まるばかり! ソーの新しい旅の行方を心して見守りたい。

ソー:ラブ&サンダー
2022年7月8日(金)公開

アメリカ/2022/ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、テッサ・トンプソン、クリスチャン・ベール、タイカ・ワイティティ
©Marvel Studios 2022

This article is a sponsored article by
''.