カバー画像:Photo by Christian Thompson/Disney Resorts via Getty Images
フローレンス・ピュー
『ブラック・ウィドウ』(2021)
アベンジャーズの一人、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の初の単独映画。孤独な暗殺者はなぜアベンジャーズになったのか、知られざる物語が明かされる。
今のハリウッドの“中心”というべき存在に
生年月日:1996年1月3日(26歳)
出身地:イギリス・オックスフォードシャー
トリビア:『羊たちの沈黙』の原作も映画も大好き
『ブラック・ウィドウ』(2021)に初登場したブラック・ウィドウの“妹”で、『ホークアイ』にも登場するなど今後のMCUのキーパーソンの一人になりそうなエレーナを演じたフローレンス・ピュー。
熱狂的な支持を得た北欧ホラー『ミッドサマー』(2019)の主演女優として注目を浴びたピューは、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、一躍時の人に。一方で、自身のインスタグラムでは飾らない普段の生活を発信し、そのオープンな性格も人気。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー(原題)』や『DUNE/デューン』続編と超大作への出演も続々決まり、今やハリウッドの中心に立つ存在になっている。
イマン・ヴェラーニ
「ミズ・マーベル」
アベンジャーズオタクの新世代ヒーローの活躍を描くMCUオリジナルドラマ。キャプテン・マーベルに憧れを抱く高校生カマラ・カーンが“ミズ・マーベル”として目覚めていく。
“親愛なる隣人”のような好感度満点のチャーミングさ
生年月日:2002年9月3日(19歳)
出身地:パキスタン・シンド
トリビア:大好きな映画は『アイアンマン』
MCU最新ドラマとして大きな反響を呼んでいる「ミズ・マーベル」で、アベンジャーズオタクの高校生から真のヒーローとして目覚めていく少女カマラ/ミズ・マーベルを演じたイマン・ヴェラーニ。
これが本格デビュー作、最新のシンデレラガールとして注目されるヴェラーニは、役柄と同じくパキスタンにルーツを持ち、根っからのアベンジャーズの大ファン。「マーベルの人に会いたい」という一心でオーディションを受け、製作陣から「カマラそのもの」と言わしめた逸材だ。スパイダーマンのような等身大ヒーローとして愛される“ミズ・マーベル”と同様、彼女自身も好感度満点のチャーミングさで人気爆発中。2023年公開予定の映画『ザ・マーベルズ(原題)』でも同役を再演する。
ソーチー・ゴメス
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
無数のパラレルワールド“マルチバース”の扉が開かれる『ドクター・ストレンジ』最新作。魔術師ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の前に最凶の敵が立ちはだかる。
“Z世代”スターはTikTokでも大人気
生年月日:2006年4月29日(16歳)
出身地:アメリカ・カリフォルニア
トリビア:「ソーチー」はナワトル語で「花」の意味
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に“マルチバース”の秘密のカギを握る少女として初登場し、ドクター・ストレンジと行動をともにすることになるアメリカ・チャベスを演じたソーチー・ゴメス。
現在16歳、MCU俳優の中で最年少の一人のゴメスは、5歳のときから地元で演技を始めた若きベテランで、ベビー・シッターに奮闘するイマドキ女子を描く『ベビー・シッターズ・クラブ』(2020〜)でブレーク。ファルコンことアンソニー・マッキーに指導を受けたことがあり、チャベス役抜擢の際には真っ先に彼に報告したとか。彼女がユニークなのは、ダンス動画などで人気を博すTikTok界のスターでもあること。Z世代ならではの多彩な活動に注目だ。