今期は、夏が似合う男たちの出演作が目白押し! 新作映画やドラマなどを盛り上げるメンズたちのグラビアで密着気分を味わいませんか?(文・清水久美子/デジタル編集・スクリーン編集部)

#新作編

ダニエル・カルーヤ

Photos by Getty Images

Birth:1989年2月24日
Born:イギリス・ロンドン

ゲット・アウト』(2017)『アス』(2019)のジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』で、牧場を経営するOJ役を演じている。『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(2021)で第93回アカデミー賞の助演男優賞に輝いたダニエル。今回、ピール監督とは『ゲット・アウト』以来の再タッグとなるが、新たなスリルを味わわせてくれている。

画像: 『NOPE/ノープ』2022年8月26日(金)公開 配給:東宝東和  © 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

『NOPE/ノープ』2022年8月26日(金)公開 配給:東宝東和

© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

ライアン・ゴズリング

画像2: Photos by Getty Images
Photos by Getty Images

Birth:1980年11月12日
Born:カナダ・オンタリオ州

クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス共演の、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟(『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019))監督作『グレイマン』で、CIA工作員ジェントリーを演じている。

クリスが演じるCIAの元同僚ハンセンとの対決は見もの。『ラ・ラ・ランド』(2016)などでの甘い雰囲気も良いが、本作のアクションは最高にクール!

画像: Netflix 映画『グレイマン』2022年7月22日(金)より全世界独占配信開始 、一部劇場にて公開中

Netflix 映画『グレイマン』2022年7月22日(金)より全世界独占配信開始 、一部劇場にて公開中

#ドラマ編

ジェイミー・ドーナン【スペシャルインタビュー】

画像: 「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」 「スターチャンネルEX」で独占日本初配信中。「BS10スターチャンネル」で8月から放送決定。

「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」
「スターチャンネルEX」で独占日本初配信中。「BS10スターチャンネル」で8月から放送決定。

Birth:1982年5月1日
Born:北アイルランド・ベルファスト

「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」で、オーストラリアの砂漠で交通事故に遭い記憶を失った男を熱演。『フィフティ・シェイズ』3部作や『ベルファスト』(2021)で有名になったジェイミーだが、TVドラマでは「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」の殺人鬼役も秀逸。コメディ映画『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』(2021)でも活躍!

── 主人公の「男」を5つの単語で表現すると?

絶望、混乱、孤独、怒り、そして複雑。

── なぜこのプロジェクトに参加しようと思ったのですか?

私は人生のキャリアにおいて、自分のやることを選択できる恵まれた立場にあると思います。その結果、たくさんの作品を読むことができるのですが、この脚本は私にとって際立っていました。今まで読んだものとは違い、とても複雑で、想像力に富み、大胆で、非常に野心的な作品でした。私は常に自分の作品にチャレンジを求めますが、この作品はまさにそのチャレンジでした。でも本当に私の心を動かしたのは、ハリーとジャック・ウィリアムズ兄弟がプロデュースし、クリス・スウィーニーがイギリスで監督した「Back To Life」(2019~)です。極度の悲しみや、かなり衝撃的な奇妙な出来事から、一転してとても面白いものへと変化していくんです。

このトーンはナビゲートするのが難しく、時には見るのが辛くなることもあります。その点、「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」には、観客を翻弄するような演出が多く盛り込まれています。このような内容を扱うには、クリス・スウィーニーが適任だと確信しました。

── このシリーズのテーマを教えてください。

基本的には、猫とネズミの追っかけっこスリラーであり、一人の男が自分探しの旅をするダークでコミカルな作品です。しかし、この作品には愛もあれば、恐怖、憎しみ、復讐、自責の念、すべてが含まれています。この映画は、テーマと感情のシチューであり、そのため、実験的で、すべてを包含する、全員参加型の撮影でした。どの部署も、この仕事でステップアップしていかなければならないのは、信じられないことです。

── 南オーストラリアでの撮影はいかがでしたか?

この環境は、あなたの演技にどのような影響を与えますか?世界中どこでも、どんな場所でも撮影は難しいと思います。大抵は何らかの要素的な理由で、多くの場合は天候です。私たちがアウトバック(オーストラリア内陸の砂漠地帯)で撮影を始めたとき、最初の5週間はそれほどひどい状態にはならなかったんです。3月、4月、5月の終わりでしたが、めちゃくちゃ暑いというわけでもなく、私たちの味方をしてくれました。初期の頃は35度くらいで、それほど暑くはなかったですね。

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