『ジュラシック・ワールド』最新作にして、『ジュラシック・パーク』から続く「ジュラシック」シリーズの完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開中。SCREEN ONLINEでは、本作でシリーズ初参加となったディワンダ・ワイズにインタビューを実施。ケイラという魅力的なキャラクターの役作りや「ジュラシック」レジェンドとの共演まで話を聞いた(取材・文/奥村百恵、編集/SCREEN編集部)

“賢くて、どんなことがあってもめげない強いところがケイラの魅力”

ーー元軍人パイロットのケイラを演じるにあたり、どのような役作りをされたのでしょうか?

「まず、空軍の女性パイロットの歴史をリサーチして、肉体的な役作りに関しては、体のコンディションを整えることから始めました。わたしはそういう風に役のマインドを深く探っていく作業がとても好きで。飛行機を操縦したことがある方が本作を観たときに、ケイラのキャラクターにリアリティを感じてほしかったので、しっかりと役作りに時間をかけました。現場でも飛行機の操縦のエキスパートの方にいろいろと教わりながら輸送機を操縦するシーンに挑んでいたんですよ」

画像: © 2022 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved.

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ーーちなみに役作りの参考にされた映画はありますか?

「パイロットと言えば『トップガン』ですよね(笑)。『トップガン』に限らず、トム・クルーズの出演作は“走るシーン”“アクション”“ドラマ”なんでも参考になるから最高です!」

ーー間違いないです(笑)。ディワンダさんは、主演を務めたNetflixのドラマ「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」ではタイプの違う3人の恋人がいる自由奔放なノーラという役を演じてらっしゃいましたが、本作ではノーラとは全く違うキャラクターのケイラを演じいて新鮮でした。ディワンダさんの思うケイラの魅力を教えていただけますか。

「賢くて、どんなことがあってもめげない強いところがケイラの魅力です。だけど最初のほうの彼女はヒーローのようなキャラクターとして描かれてはいませんよね。メイジーたちと出会い、行動を共にしていく中で“正しさとは何か”を考え、少しずつ変化していくところが人間味があっていいなと思いました。ケイラを見ていると、世界中の誰もがいつでも変わることが出来て、正しい行動をすることができると気づかされるんです。そんな素敵なキャラクターを演じるのはとても楽しかったです」

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
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