Prime Videoにて独占配信中のドラマシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪」。本シリーズの登場人物と、物語の舞台となる“中つ国”に関する用語をまとめてご紹介します。ご鑑賞のお供にどうぞ!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

注:固有名詞の表記は「終わらざりし物語」J・R・R・トールキン C・トールキン編 山下なるや訳(河出書房新社)に合わせています。これまでの映画の字幕版とは異なる表記があります。

ハーフット

ホビットの源流となる三支族の一つ。三支族中もっとも人数が多く、性質はほぼホビットと同じ。身長が低く、先の尖った耳を持つ。

エラノール“ノーリ”ブランディフット(マーケラ・カヴェナグ)

画像: エラノール“ノーリ”ブランディフット(マーケラ・カヴェナグ)

勇気あるハーフットの少女。友人と一緒に、隕石の墜落現場で謎の人物を発見する。

ポピー・プラウドフェロー(ミーガン・リチャーズ)

画像: ポピー・プラウドフェロー(ミーガン・リチャーズ)

オリジナル・キャラ。ノーリの親友。一緒に隕石の落下現場に一緒に行く。

サドク・バロウズ(レニー・ヘンリー)

画像: サドク・バロウズ(レニー・ヘンリー)

オリジナル・キャラ。ノーリやポピーたちの部族の長老。

ドワーフ

背が低く頑丈な身体を持つ。精神的にも頑強で優れた戦士が多い。鍛冶や貴金属や石などを加工する優れた工芸技術を持つ。

ドゥリン四世(オウェイン・アーサー)

画像: ドゥリン四世(オウェイン・アーサー)

ドワーフの王ドゥリン三世の息子。原作では父三世はエルフの細工師たちと交流が深い。

ディーサ(ソフィア・ノムヴェテ)

画像: ディーサ(ソフィア・ノムヴェテ)

オリジナル・キャラ。ドゥリン四世の妻。

オーク

『LOTR』ではサウロンの手下だった種族。起源について原作には複数の説が書かれており、エルフから作られたとも、人間から作られたとも書かれている。本作には『LOTR』のオークの姿になる前の姿で登場する。

画像: オーク

中つ国ミニ辞典

【中つ国】

トールキンの小説「指輪物語」「ホビットの冒険」などの舞台である広大な土地。人間、エルフ、ドワーフ、魔法使い、オークなどが共存している。

【第二紀】

原作者トールキンが、創作の背景に設定した時代区分の一つ。原作では人間やエルフのいる「イルーヴァタールの子らの時代」は第一紀から第四紀まであり、その前と後にも別の時代がある。第二紀は冥王モルゴスが捕らえられた時から、その部下だったサウロンが肉体を失った時まで。

【サウロン】

『LOTR』のラスボス。原作ではサウロンは第一紀の前から存在し、かつては鍛冶工芸の神に仕える精霊だったが、冥王モルゴスに誘惑されて、彼に仕えるようになった。サウロンは姿を変えられるので、第二紀では第三紀とは別の姿をしている。

【ヌーメノール】(旧表記ヌメノール)

人間の王国。『LOTR』ではエルロンドの会議の前にエルロンドが“人間”を「ヌーメノールの血が衰え、誇りを忘れた種族」と言っていた。「力の指輪」では誇り高きヌーメノールの人間たちが描かれるはず。

【霧降り山脈】

中つ国に聳える山脈。『ホビット』第1作でドワーフがゴブリンたちに捕らえられ、『LOTR』で旅の仲間が地下を通り抜けたのがここ。本作では、地下にドワーフの王国カザド=ドゥームが築かれている。

【パランティール】(旧表記パランティーア)

覗き込んで遠くにいる相手と交信することが出来る水晶球。『LOTR』ではピピンが覗いて、サウロンに見られてしまう。「力の指輪」予告編でガラドリエルが覗く。

【バルログ】

原作では冥王モルゴスにより悪鬼にされ、彼に仕えるようになった一種の精霊の総称。霧降り山の地下から出現し、『LOTR』ではガンダルフが対決する。「力の指輪」予告編に登場。

【ワーグ(魔狼)】

オークと共に行動する邪悪な狼族。「力の指輪」予告編にも登場。

ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪
2022年9月2日(金)配信

2022/8話(シーズン1)
監督:J・A・バヨナ、ウェイン・チェ・イップ、シャーロット・ブランドストーム
出演:モーフィッド・クラーク、ロバート・アラマヨ、ナザニン・ボニアディほか
2022年9月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信予定
©Amazon Studios

劇場公開された『ホビット』『ロード・オブ・ザ・リング』各三部作もPrime Videoで見放題配信中。

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