注:固有名詞の表記は「終わらざりし物語」J・R・R・トールキン C・トールキン編 山下なるや訳(河出書房新社)に合わせています。これまでの映画の字幕版とは異なる表記があります。
人間
死すべき運命を持ち、寿命はエルフやドワーフよりも短い。原作では第二紀の人間は、現在の人間よりも寿命が長い。
ハルブランド(チャーリー・ヴィッカーズ)
オリジナル・キャラ。何処かからやってきた人物。過去から逃れようとしている。
ブロンウェン(ナザニン・ボニアディ)
オリジナル・キャラ。村の治療師。エルフのアロンディルと恋をする。
テオ(タイロー・ムハフィディン)
オリジナル・キャラ。ブロンウェンの息子。予告編で奇妙な剣を持っている。
エレンディル(ロイド・オーウェン)
船乗り。イシルドゥルの父。原作では後にエルフと最後の同盟を結ぶ。
イシルドゥル(マキシム・バルドリー)
『LOTR』冒頭でサウロンの指を斬り落とした人物。
よそびと(ダニエル・ウェイマン)
英語表記はThe stranger。中つ国にやってくるが、その正体は謎。
ミーリエル(シンシア・アダイ=ロビンソン)
ヌーメノール王国の摂政女王。原作では王位継承者だが王位を奪われた。
エアリエン(エマ・ホルヴァス)
オリジナル・キャラ。エレンディルの娘。才能のある若き女性。
エルフ
成長した後は老いることがなく、肉体を激しく損傷しなければ死なない。容姿が美しく、歌や詩を創り出すことに秀でる。
ガラドリエル (モーフィッド・クラーク)
『LOTR』『ホビット』三部作では夫と共に自分の王国を統治していた。本作では若い戦うエルフで、中つ国を脅かす悪の存在を知り、追跡している。人間ハルブランドと共闘することに。
エルロンド(ロバート・アラマヨ)
『LOTR』『ホビット』三部作では、裂け谷の王で、娘の今後を心配する父親だったが、本作ではまだ領地を持たない若いエルフ。上級王ギル=ガラドの統治下で、能力を発揮していく。
ギル=ガラド(ベンジャミン・ウォーカー)
『LOTR』第1作冒頭の歴史シーンで人間と共に戦う姿が描かれた。エルフの上級王。後に人間とエルフの最後の同盟を結ぶ。
アロンディル(イスマエル・クルス・コルドバ)
オリジナル・キャラ。“森のエルフ”の戦士。人間ブロンウェンと恋に落ちる。
ケレブリンボール(チャールズ・エドワーズ)
優れた金銀細工の技術を持つ。原作では、ある状況により“力の指輪”を創造する。