“須嵜と楓士雄が闘うシーンはアクションがというよりも、楓士雄としての感情が収まらなくなって、我を忘れて演じていましたね(川村壱馬/THE RAMPAGE)”
花岡楓士雄(川村壱馬)鬼邪高校に転入して間もなく、鳳仙との闘いで仲間の信頼を勝ち取り、現在は鬼邪高校の頭を張っている。
hair&make/oya(KIND)styling/吉田ケイスケ
川村壱馬(THE RAMPAGE)プロフィール
1997年1月7日生まれ、大阪府出身。THE RAMPAGE from EXILE TRIBE のヴォーカル。2014年に「VOCAL BATTLEAUDITION 4」に合格し、2017年に「Lightning」でメジャーデビューを果たす。2018年にテレビドラマ「PRINCE OF LEGEND」で俳優デビューし、ドラマや映画で活躍中。主な映画出演作は『PRINCE OF LEGEND』(2019年)、『HiGH&LOW THE WORST』(2019)など。待機作に『貞子DX』(2022年秋公開予定)がある。
“終盤のアクションシーンは体と体というよりも、魂と魂のぶつかり合いみたいな感じになっているので、そこはぜひ注目してほしいです(吉野北人/THE RAMPAGE)”
高城司(吉野北人)楓士雄と同じ中学校出身で、彼の親友。鬼邪高校では楓士雄の右腕として支えている。
hair&make/大木利保(CONTINUE)styling/吉田ケイスケ
吉野北人(THE RAMPAGE)プロフィール
1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。THE RAMPAGE from EXILE TRIBE のヴォーカル。2014 年に「VOCAL BATTLEAUDITION 4」に合格し、2017年に「Lightning」でメジャーデビューを果たす。2018年にテレビドラマ「PRINCE OF LEGEND」で俳優デビューし、ドラマや映画で活躍中。主な映画出演作は『PRINCE OF LEGEND』(2019)、『私がモテてどうすんだ』(2020)など。現在はドラマ「魔法のリノベ」に出演中。
“天下井は楓士雄とは正反対なキャラクターとして描かれますが、根っこにあるものというか、核になっている部分は同じだと思うんですよね(三山凌輝/BE:FIRST・RYOKI)”
天下井公平(三山凌輝) 瀬ノ門工業高校の頭を張っている。鬼邪高校を潰すためには手段を選ばない非道な面を持っている。
hair&make/西村裕司(earch)styling/八木啓紀
三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)プロフィール
1999年4月26日生まれ、愛知県出身。映画『縁側ラヴァーズ』(主演:多井幸雄役)や映画『人狼ゲームデスゲームの運営人』(滝快斗役)、舞台『Bling Bling by Seventeen』(長谷川陸斗役)などに出演。2021年、SKY-HIが率いるBMSGに所属する7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」のメンバー“RYOKI”としても活動開始。2021年11月にシングル「Gifted. 」でCDデビュー。
── 川村さんと吉野さんは『HiGH&LOW THE WORST』に続いてのシリーズ参加となりますが、お芝居に関して前作から変化をつけた部分はありましたか?
川村「前作では鬼邪校のメンバーにまとまりがなかったのですが、今回は結束力が固まってきた中でいろんな事件が起きてしまうので、鬼邪校の頭である楓士雄は自分の無力さや不甲斐なさに自信をなくしてしまうんです。前作では天真爛漫な楓士雄だったけれど、今回は珍しく弱音を吐くシーンもあるので、そこはかなり意識して演じていました」
吉野「司は常に一歩引いて周りを見ている人間なのですが、本作の後半では珍しく感情をあらわにするシーンがあるんですね。なので、冷静な部分を大事にしつつも、感情的な面もしっかりと表現できるように意識して演じていました」
── 前作では描かれなかった楓士雄と司の友情や、絆のようなものが今回しっかりと描かれていますが、クランクインの前にお二人で打ち合わせなどはされたのでしょうか。
吉野「本作の製作が決定したと聞いて、すぐに二人で飲みに行って『がんばろうぜ!』みたいなことは言い合ったよね(笑)」
川村「懐かしい(笑)」
三山「え! なんで誘ってくれなかったの?」
吉野「まだそのときはキャスティングが決まってなかったと思うよ」
三山「そっか(笑)」
川村「でもそのときって楓士雄と司に関する話をしたというよりは、飲んで気合いを入れただけだったような気がする(笑)」
──(笑)。三山さんは本作がシリーズ初参加になりますが、お二人とはどのようにコミュニケーションを取っていかれたのでしょうか。
三山「初めましての挨拶が終わってすぐに『このシリーズの現場ってどのぐらい大変なんですか?』って聞きました(笑)」
川村「いきなり聞いてきたよね(笑)」
三山「北人くんは『BE:FIRSTのオーディション(THE FIRST)見てたよ』と話しかけてくれたので、『僕も以前から吉野さんの顔が好きでチェックしていました』と返して(笑)」
吉野「この返し、めっちゃ怖いですよね(笑)」
三山「あははは! 天下井が人を寄せ付けないキャラなので、せめてカメラが回っていない時ぐらいはみんなと仲良くしたくて積極的に話しかけていました。それこそアーティスト同士なので、現場でもお互いのグループの話をよくしていましたよね」
川村「休憩中はみんなで盛り上がったね。僕は割と人見知りなほうなんですけど、凌輝とはすぐに打ち解けられたし、一緒に撮影していて楽しかったです。ただ…天下井は厄介な奴でしたね。敵を集めすぎ!(笑)」
三山「天下井が異常な数の敵を送り込んだせいで、二人のアクションシーンが多くなったと聞きました。それは本当にごめんなさい(笑)」