ミッドサマー』(2019)『ブラック・ウィドウ』(2021)などで現代の英国女優を代表する存在となったフローレンス・ピューの最新作は、オリヴィア・ワイルド監督と組んだ『ドント・ウォーリー・ダーリン』。予想できない展開が待つ、世にも奇妙な“ユートピア・スリラー”です。

『ブックスマート』のオリヴィア・ワイルド監督の長編2作目は “完璧な街”が舞台のサイコサスペンス

青春コメディ映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)で鮮烈なデビューを飾ったオリヴィア・ワイルド監督が長編2作目として手掛けたのは、“完璧な生活が保証された街”を舞台に描くユートピア・スリラー。愛する人との幸せで平穏な生活が保証される理想の街ビクトリーに暮らす主婦アリスに、恐ろしい不気味な現象が襲い掛かる。いったいこの街で何が起きているのか?

画像: 理想の街に暮らしている主人公アリス(フローレンス・ピュー)に不気味な現象が襲い掛かる

理想の街に暮らしている主人公アリス(フローレンス・ピュー)に不気味な現象が襲い掛かる

主人公・アリスを演じるのは『ブラック・ウィドウ』(2021)など数々の作品で圧倒的な存在感を見せるフローレンス・ピュー。アリスの夫・ジャックを演じるのは、イギリスのボーイズグループ“ワン・ダイレクション”のメンバーにして、『ダンケルク』(2017)で俳優として高い評価を受けたハリー・スタイルズ。さらに、不気味な存在感で完璧な街の支配者として君臨するフランクを演じるクリス・パイン、その妻役に『エターナルズ』(2021)のジェンマ・チャンなど豪華キャストが集結している。

ストーリー

誰もが憧れる、完璧な生活が保証された街、ビクトリー。アリス(フローレンス・ピュー)は愛する夫ジャック(ハリー・スタイルズ)と理想的で平穏な生活を送っていた。しかしその街には、暗黙の了解としていくつかの決まりごとがあった。夫は働き妻は専業主婦でなければならないこと、夫の仕事内容を聞いてはいけないこと、そして街から勝手に出てはいけないこと。

ある日、アリスは赤い飛行機が墜落するところを目撃。さらには隣人が謎の赤い服の男たちに連れ去られるという衝撃的な現場に遭遇する。不気味な出来事が頻発する中、アリスはこの街が本当に“ユートピア(理想郷)”なのか疑問を持ち始める。

【チェック】主人公カップルのモデルになった銀幕のスターは?

画像: 主人公の髪型などのスタイルはブリジット・バルドーがモデルになっている

主人公の髪型などのスタイルはブリジット・バルドーがモデルになっている

1950~1960年代のデザインや雰囲気を参考に制作された本作は、登場人物たちも当時の銀幕のスターたちがモデルになっている。主人公アリスのモデルの一人は「フランスのマリリン・モンロー」ともいわれた“BB”ことブリジット・バルドー。ほかにも『愛の狩人』(1971)のアン=マーグレットなどにオマージュを捧げている。また夫のジャックは、映画『草原の輝き』(1961)でデビューした頃の若きウォーレン・ベイティがインスピレーションとなったという。

ドント・ウォーリー・ダーリン

2022年11月11日(金)公開

アメリカ/2022/2時間3分/ワーナー・ブラザース映画
監督:オリヴィア・ワイルド
出演:フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ、オリヴィア・ワイルド、ジェンマ・チャン、キキ・レイン、ニック・クロール、クリス・パイン

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