ディズニー史上初！ 親子3世代が主人公 最新作『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』見どころ紹介

『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』注目ポイントはここ！

1. 3世代に渡る父と子の物語

本作はディズニー・アニメーション史上初めて親子3世代が主人公となる作品。伝説的冒険家のイェーガー、その息子で農夫のサーチャー、さらにその息子で冒険に憧れるイーサンがその3人。バラバラな父子関係には監督ドン・ホールの秘めた思いが込められている。

少年時代に父の農場を手伝っていたホールはやがて自身の道を歩き始めたが、その時の出来事がいつまでも頭に残っていたという。この冒険映画の核にあるのは家族の物語なのだ。

2. 不思議な世界のオリジナルは

そして何といっても本作の見せ場はディズニー史上最も“不思議な”世界が背景となるところ。水や大地が生き物のように動き回り、未知の生命体や危険が次々待ち受ける不思議な世界を見るだけでもワクワクしてくる。

ホール監督はジュール・ヴェルヌ、H・G・ウェルズやアーサー・コナン・ドイルといった作家の冒険譚や映画『キング・コング』（2005）に傾倒し、隠された世界を発見する冒険家たちの物語が本作の良い参照作になると語っている。

未知の世界を旅する家族&仲間たち

サーチャー・クレイド（①）冒険が嫌いな農夫。“パンド”の発見者でもある。
イーサン・クレイド（②）サーチャーの息子。冒険に憧れている男の子。
メリディアン・クレイド（③）サーチャーの妻。乗り物の操縦を得意とする。
イェーガー・クレイド（④）行方不明だった伝説の冒険家。サーチャーの父。
カリスト・マル大統領（⑤）アヴァロニアの大統領。イェーガーとは旧知の間柄。
レジェンド（⑥）クレイド家のキュートな3本足の愛犬。イーサンの相棒。
スプラット（⑦）“もうひとつの世界”の奇妙な生き物。イーサンと仲良し。

ディズニー最新作には『ベイマックス』との共通点が！『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』注目ポイント3選 - SCREEN ONLINE（スクリーンオンライン）

ディズニー・アニメーション最新作『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』が11月23日（水・祝）に公開となる。第87回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本でも興行収入90億円を超える大ヒットとなった名作アニメーション『ベイマックス』(2014)の生みの親ドン・ホール監督の最新作でもある本作について、世界中から愛され続ける『ベイマックス』に共通する魅力を紐解いてみよう。

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