『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の新要素である子供たち。演じたキャスト陣に紹介してもらいました。(インタビュー、文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

製作ジョン・ランドーが明かす今回の見どころ

いよいよ公開が迫ってきたジェームズ・キャメロン監督の超大作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。編集の最終段階に大忙しのキャメロンに代わって、『タイタニック』(1997)以来、キャメロンとコンビを組んでいる製作者ジョン・ランドーが来日し、13年ぶりに帰ってくる新たな『アバター』について語ってくれた。

画像: 製作ジョン・ランドーが明かす今回の見どころ

ジョン・ランドー プロフィール

1960年生まれ。映画プロデューサー。1990年代初頭には20世紀フォックス(当時)映画製作部門の副社長も務めた。『タイタニック』(1997)『アバター』(2009)の製作を手掛け、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』以降の3作品でも製作を務める。

── 本作の大きなテーマは“家族”と伺いましたが?

家族には血縁者の意味と、もう一つ、血の繋がりはなくても自分自身で選んだ家族というものもあります。前作では自分がどこに属しているかという帰属感とか、コミュニティとかがテーマにあり、そこからジェイクとネイティリの家族が派生していくという話でした。

この関係は続きつつ、今度は新たにオマティカヤ族と海の部族の出会いが生まれる。そしてジェイクたちが“難民”として“珊瑚礁(リーフ)”に向っていくのです。

── キャメロン監督は現代の地球に起きている問題も脚本に入れているとか?

前作で敗北した人間たちが復讐のために戻ってきます。人間としては地球を守るためにやったことだったんですがね。そして予告編で出てきた美しい海が酷いことになります。そこには現実の異常気象の問題も込められています。

今自分たちに現実に起きていることをメタファーとして映画で語る責任が我々にはあります。あまり説教臭くしないでね。説教臭くすると元々興味のある人にしか届かなくなる。いまこの問題に興味のない人に響かせるにはエンターテインメントにしないとダメなんです。

── あなたはタイトルの『ウェイ・オブ・ウォーター』とは本作の製作チームの“哲学”を表しているとおっしゃっていましたが、その意味は何でしょう?

その意味は映画で観ていただくのが一番です。1作目でネイティリがジェイクにナヴィの在り方を教えたようなことが、リーフでも起きます。そこでジェイクたちはリーフでの在り方=ウェイ・オブ・ウォーターを学ぶのです。

また今後の作品でも、一度出てきた場所は次の作品でもまた出てきます。今回も前作で出てきたレインフォレストはリーフに行く前に見られます。だから次の第3作にも今回出てくるリーフは登場します。そのように次にはまだ見せていないパンドラの文化圏を見せます。そして5作全部完成してもそれはパンドラのほんの一部の地域を描いただけなのです。

今後の作品それぞれにドラマがあって完結する話ですが、すべて完成した時に並べると一つの大叙事詩になっているでしょう。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
2022年12月16日(金)公開

アメリカ/2022
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー

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