カバー画像:Netflixシリーズ「ウェンズデー」独占配信中
今月のオススメ
ウェンズデー
アダムス・ファミリーの長女ウェンズデーを主人公に描く
異色の推理ミステリー
『チャーリーとチョコレート工場』(2005)のティム・バートン監督が、第1~4話の監督と製作総指揮を務め、映画などでおなじみ、『アダムス・ファミリー』の少女ウェンズデーを主人公にした話題のホラーコメディ。ウェンズデー役は2022年版『スクリーム』や『X エックス』などの若手女優ジェナ・オルテガ。
モンスター家族の長女ウェンズデーは高校で過激な行動が問題となり、母親モーティシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が通ったネヴァーモア学園に転校。だがそこで同級生になったのはなんと、人狼、セイレーンなど人間ではない面々。やがて学園の一帯で謎のモンスターによる殺人事件が発生。ウェンズデーはおかしな学園生活を送りながら、モンスターを捜そうと挑む。
クールで笑顔を見せないウェンズデー役をオルテガが好演。バートン監督ならではという高い映像のクオリティー、そしてブラックユーモアも見ものだ。
注目ポイント
映画版『アダムス・ファミリー』でウェンズデー役を演じたクリスティーナ・リッチが植物学を教えるソーンヒル先生役で出演。
ウェンズデー
Netflixにて配信中
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)のギレルモ・デル・トロ監督が、1940年に作られたアニメ映画版も知られる、カルロ・コッローディによる有名な児童文学『ピノッキオの冒険』をストップモーションアニメの手法で映画化。
大工のゼペットじいさんに作られた木製の人形ピノッキオ(ピノキオ)の冒険を、デル・トロ監督らしいダークファンタジー風に描いてみせた。ユアン・マクレガー、ケイト・ブランシェット、クリストフ・ヴァルツ、ティルダ・スウィントンなど、豪華布陣が原語版の声優として参加。
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
Netflixにて配信中
スーパーパンプト/Uber -破壊的ビジネスを創った男-
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが主演し、IT業界の革命的な事態を再現したノンフィクションドラマ。
タクシーの代わりとして、一般人が運転する車を配車する“Uber(ウーバー)”。これから派生したのが日本でも人気のUber Eats(ウーバーイーツ)だが、そんな“Uber”を立ち上げ、既得権益と戦い続けた、若き起業家トラヴィス・カラニック(ゴードン=レヴィット)の型破りな半生をドラマ化。
エリザベス・シュー、ユマ・サーマンら豪華キャストが共演。全米ではショータイム局で放送。
スーパーパンプト/ Uber -破壊的ビジネスを創った男-
U-NEXTにて配信中
バルド、偽りの記録と一握りの真実
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)の鬼才アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の7年ぶりの新作。
ロサンジェルスを拠点に活動する、メキシコの著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者シルヴェリオ(ダニエル・ヒメネス・カチョ)は、久しぶりにメキシコの故郷へ帰るが、自分の意外な過去を知ることになり…イニャリトゥ監督がメキシコで映画を作ったのは『アモーレス・ペロス』(2000)以来。これから映画賞レースでも注目を集めるだろう。
バルド、偽りの記録と一握りの真実
Netflixにて配信中
プリティ・リトル・ライアーズ ORIGINAL SIN
全米で2017年までに全7シーズンが放送されたヒット作「プリティ・リトル・ライアーズ」をリブート。次世代の若きキャラ陣がよりスリリングな事態に追い詰められていく。
1990年、ペンシルベニア州のある町で少女たちのグループの1人が死ぬ。そして現在、イモジェン(ベイリー・マディソン)ら5人の女子高校生は謎の人物“A”から届いた不可解なメールにおびえる。“A”は何者なのか…。小さな町で少女5人が数々の秘密や謎の襲撃者“A”によって翻弄される姿を、スキャンダラスに描く。
プリティ・リトル・ライアーズ ORIGINAL SIN
U-NEXTにて配信中