公開されるや世界中で話題を呼んでいる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。既にご覧になられている方ももう一度観たくなる情報をお届けします!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

キャメロン監督の2つの人生が融合

画像: 劇中世界だけでなく現実の変化も感じさせる続編に

劇中世界だけでなく現実の変化も感じさせる続編に

キャメロン監督は実際にダイバーでもあり、『アビス』(1989)やドキュメンタリー『ジェームズ・キャメロン 深海への挑戦』(2014)などで海を描き続けてきた監督。本作について「とにかく海のすべてが、ただ大好きなんです。だからこの映画を創ることは、私の映画製作人生と、海洋探検家としてのもう一つの人生を融合させる機会でした」と語っている。本作の海と水の表現は、監督のこれまでの人生の集大成なのだ。

製作費3億ドル越えは、史上7作目

製作費3億ドルを越えた映画は、ハリウッド史上これまで6作しかない。その6作は『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『ジャスティス・リーグ』(2017)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)という納得のラインナップ。

ジェイクたちにも10年分の変化が

画像: 体の傷の変化などは大スクリーンでチェック!

体の傷の変化などは大スクリーンでチェック!

ジェイクとネイティリの容姿は、一見、前作と変わらないように見えるが、ここにもキャメロン監督のこだわりが。監督は、前作から約10年経っているので、2人の顔や体型を前作とは違うものにしたと発言。模型を使って2人の顔を老けさせ、ジェイクの体つきは青年ではなく父親っぽくし、ネイティリの体には傷を増やしたと語っている。

キリのネックレスはグレースのもの?

画像: キリのネックレスが今後鍵になるかも?

キリのネックレスが今後鍵になるかも?

本作でグレースの娘キリがしているネックレスは、前作で人間のグレースがしていたネックレスそっくり。また、前作でグレースのアバターがしていたネックレスは、ネイティリの姉シルワニンのネックレスにそっくりだった。このネックレスは継承されたのか。ネックレスに隠された意味が、これから描かれるかもしれない。

主演2人は実生活でも親に

ジェイク役のサム・ワーシントンは、前作の5年後の2014年にオーストラリア出身のモデル、ララ・ビングルと結婚。2015年にリヴァー、2016年にロケット、2020年にレイサーと息子が3人誕生。ネイティリ役のゾーイ・サルダナは、2013年にイタリア人アーティストのマルコ・ペレゴと結婚して、2014年に双子のサイとボウイ、2016年にゼンと、こちらも3人の息子が産まれている。2人の演技には実生活での子育て体験が反映されていそうだ。ちなみにクオリッチ大佐役、現在70歳のスティーヴン・ラングは2男2女の父親で、前作公開時には一人もいなかった孫が今では5人いる。

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