Prime Video初となる劇場映画 『沈黙の艦隊』
「沈黙の艦隊」は、漫画家のかわぐちかいじによって、1988年から1996年まで週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)にて連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を誇る大人気漫画。
日本初の原子力潜水艦が、日米共同で極秘裏に建造されたことから物語はスタート。乗員は日本人でありながら米艦隊所属という数奇の宿命を背負った超高性能原潜。艦長・海江田四郎は、この原潜と乗員76人を伴い航海中に逃亡。理想とする世界の実現へ向けて海江田が描いた大胆不敵なシナリオと、海中での天才的な戦闘術に、日米は翻弄され、重大な決断と選択を迫られることとなる。核戦争や国際政治、世界平和など、鋭くも、重く真摯な問題提起がなされ、連載当時には各方面で論争を呼び、国会でも話題になるなど社会現象を起こした。
今回の映画版『沈黙の艦隊』で、主人公である艦長・海江田四郎役を演じるのは大沢たかお。大沢は同作のファンであることから、防衛省・海上自衛隊との協力体制の構築や、原作者のかわぐちへ企画プレゼンを行うなど、自ら本作のプロデュースも務める。監督は、2022年劇場公開された『ハケンアニメ!』で数々の受賞を果たした吉野耕平。制作は、映画『キングダム』シリーズや『銀魂』シリーズなど、ヒット作を数多く手がけるクレデウスが担当する。
さらに、本作は日本で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の映画撮影協力を得て、実際の潜水艦を使用。リアルな艦体と、現代のVFX技術との融合により、迫力の海中アクション・エンターテインメントを描き出す。
この度、製作発表を記念してティザー映像も初解禁。「地球の70%は海だ。これほど広大な海を前にして、どうして人は争うのだろうか」という台詞の後に、艦内の様子を鋭い目で見つめる主人公・海江田四郎(演:大沢たかお)が映し出され、緊張感が伝わる映像となっている。
また、防衛省・海上自衛隊の潜水艦も映し出されており、リアルな世界観と、迫力ある映像美、本作の規模感の大きさに期待がうかがえる映像となっている。
関係者コメント
主演/プロデューサー
大沢たかお
「30年という時空を超えて、実写化不可能と語られ続けた伝説のコミック「沈黙の艦隊」を、今年ついに実写化させていただくことになりました。かわぐちかいじ先生、そして全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。日本初の原子力潜水艦を奪い逃亡、そして核という脅威を武器に世界と対峙する主人公「海江田四郎」を演じさせていただきます。世界中が大きな変化の波に突入した、この令和という時代。今を生きる全ての人に観ていただきたく、最高のスタッフ、キャストが集結し只今撮影真っ最中です。9月29日の出港まで今しばらくお待ちください!!」
原作者
かわぐちかいじ
「大沢さんを中心とした俳優陣と撮影スタッフたちが、一丸となってこの作品に挑んでいる姿を現場で拝見しました。30年以上前に生み出したこの艦を、ふたたび世界へと航行させるために、彼らクルーたちを頼りにしています。」
監督
吉野耕平
「原作者のかわぐち先生をはじめ、多くの方々が積み重ねてきた想いを少しでもスクリーンへと届けられるようにチーム一丸となって制作を続けています。暗い海の中の熱い物語を、是非劇場の暗がりの中で体感していただければと思います。」
クレデウス 代表取締役/プロデューサー
松橋真三
「連載で原作を読んでいた当初から、常に心に留まり続けてきた物語でしたが、今ほど、実写化せねばならないと思ったことはありません。エンターテインメントを作る者として、日本に、世界に、いま届けたい驚きと感動があります。想いを同じくする仲間、日本の映像技術、エンタメの多様性、自身の経験。運良く、然るべきときに全ての条件が整いました。」
Prime Video 日本オリジナルコンテンツ製作責任者
早川敬之
「かわぐち先生の代表作の一つである「沈黙の艦隊」の実写化を弊社に託していただき、大沢さん、松橋さんという日本のエンターテインメント界が誇るクリエイターの皆様とタッグを組んで日本のAmazonスタジオチーム史上最大のプロジェクトを実現できることを心より感謝しています。衝撃と迫力に満ちた本作をお客様にお届けできることを楽しみにしています。」
『沈黙の艦隊』
2023年9月29日(金) 全国の東宝系にて公開
出演:大沢たかお ほか
原作:かわぐちかいじ 「沈黙の艦隊」(講談社)
プロデューサー:大沢たかお、松橋真三
監督:吉野耕平
制作:クレデウス
配給:東宝
公式サイト:silent-service.jp
公式Twitter: @silent_KANTAI
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