映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督×「スター・ウォーズ」シリーズを手掛ける、ルーカスフィルムの超豪華制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ「インディ・ジョーンズ」。その全世界待望となる最新作にしてハリソン・フォードがインディを演じる最後の作品となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が、2023年6月30日(金)に日米同時公開となる。今回は、先日のアカデミー賞でも話題となった、キー・ホイ・クァンとハリソン・フォードが共演を果たした『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(84)について振り返りながら、最新作へつながる注目ポイントをご紹介しよう。(カバー画像:Photo by Paramount/Getty Images)

世界中の映画ファンが感動!キー・ホイ・クァンとハリソンの抱擁

「インディ・ジョーンズ」は、考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく、不朽のアドベンチャー・シリーズ。1981年に公開された『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク』を皮切りに、好奇心旺盛でハードボイルドなインディ・ジョーンズのキャラクターをはじめ、謎の遺跡やジャングルでのスリル満点な冒険や、思わずクスっとしてしまうようなキャラクターたちの掛け合いなど、様々な要素で世界中を魅了してきた。

先日開催された第95回アカデミー賞®では、そんな「インディ・ジョーンズ」シリーズから生まれた感動的な場面に世界中の映画ファンが涙した。アカデミー賞®作品賞のプレゼンターとして登場したハリソン・フォードと、受賞作となった『エブエブ』こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のキー・ホイ・クァンの熱い抱擁はシリーズファンならもちろん、シリーズファンでなくとも胸が熱くなる想いがこみ上げてきたはず。

画像: Photo by Kevin Winter/Getty Images

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2人が共演していたのは1984年に公開された『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』。クァンは、この他に『グーニーズ』などへ出演し、子役として一気にスターダムに上り詰めたが、その後出演作に恵まれず、裏方の道を歩んでおよそ30年ぶりに俳優業に復帰することとなった。そんな中彼が出演し、強烈なインパクトを残した『エブエブ』は、各国の映画賞を総なめ。アカデミー賞®という映画界の最も大きな舞台で劇的なカムバックを果たしたクァンのこれまでの努力や彼の功績を祝福するように、ハリソンはインディのかつての相棒を演じた彼を強く抱きしめた。

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