台湾・⽇本合作映画『オールド・フォックス 11 歳の選択』が絶賛公開中! この度、⾨脇⻨、監督のシャオ・ヤーチュエン、そして⾳楽プロデューサーのクリス・ホウのスペシャル⿍談映像が解禁された。
画像: 映画『オールド・フォックス 11歳の選択』スペシャルインタビュー映像(門脇麦×シャオ監督×クリス音楽監督) youtu.be

映画『オールド・フォックス 11歳の選択』スペシャルインタビュー映像(門脇麦×シャオ監督×クリス音楽監督)

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撮影現場では配信で⾒た作品の話でもちきりに⁉
⾳楽監督からは台湾の⼈気アーティスト動⼒⽕⾞、Yellow ⻩宣起⽤の貴重なエピソードも

先週末より上映がスタートした本作、SNS上では「開始2分でこれは良い台湾映画だ、と思える映画だった。」「これは今年のベスト10に⼊ると思う。おすすめ。」など絶賛コメントで溢れかえっている。この度本作の公開を記念して、撮影以来約1年ぶりに台湾を訪れたというヤン・ジュンメイ役の⾨脇⻨と、シャオ・ヤーチュエン監督、そして本作で台湾⾦⾺映画祭最優秀⾳楽賞を受賞した『藍⾊夏恋』『あの頃、君を追いかけた』などでお馴染みの⾳楽プロデューサークリス・ホウのスペシャル⿍談映像が解禁となった。

映像では、台湾映画が昔から好きだったという⾨脇がそのきっかけについて「あまりはっきりとは覚えていないんですが、DVDのジャケットを⾒て良さそうだなとか思ったのがきっかけだと思います。10代の頃から⾒ていて侯孝賢監督の作品が多かったです。最近サブスクでさらにいろんな監督の作品を⾒ました」。監督も⽇本映画について尋ねられると「(⽇本映画を)たくさん⾒ています。⿊澤明監督、⼩津安⼆郎監督などから好きになりました。台湾の映画業界⾃体があの時代の⽇本映画の影響を受けていました。侯孝賢監督も客観性などをそこから得たりしたので、その時代から⾒始めました。『浅草キッド』で⾨脇さんを⾒た時に、すごく素敵だと思って惹かれました」と語った。⾳楽監督のクリスも「僕も⼦供の頃から⽇本映画を⾒ています。監督と同年代なので⿊澤監督や⼩津監督などの昔の作品を⾒ていました。ただ、両親の時代はチャンバラのような時代劇がとても流⾏していたので、チャンバラなどをたくさん⾒ました。そして、監督からこの作品に⾨脇さんが参加するという話を聞いてたまたま『浅草キッド』を⾒たばかりだったのですごく楽しみにしていました」と語った。

さらに撮影で印象に残ったことを聞かれると「撮影部や録⾳部のスタッフの⽅がみんな、「『浅草キッド』⾒ました」とか、「『あのこは貴族』⾒ました」とか「『さよならくちびる』⾒ました」意外と皆さん⾒てくださっているんだなというのが嬉しかったです。逆にグァンティンさんに『ひとつの太陽』⾒ましたって⾔ったら「ええええええええ!!」ってすっごいびっくりしていました(笑)」とここでもサブスクが台湾と⽇本の映画業界の距離を縮めるのに⼀役買ってくれていたようで監督が「ありがとうNetflix」と爆笑をかっさらった。

クリス・ホウ⾳楽監督から本作のメインの2曲において、台湾の⼤⼈気アーティストYELLOWのボーカル⻩宣と、動⼒⽕⾞を起⽤した理由について「”When I Fall In Love”は有名な曲だから元の曲と⽐べられてしまうし、同じような⼈ではなく違う⼈から選びたいと思ったのですが、それで若い⼈を選ぼうとしたが情感がなかったりした中、YELLOWの⻩宣のコンサートを⾒たら⾮常に魅⼒を持った⼈で、きっと違う解釈で歌ってくれるだろうと⼤きなチャレンジでした。もう⼀つは動⼒⽕⾞が歌ってくれたんですが、彼らは僕らと同じくらいの年齢なんです。この映画の時代を経てきた年代が歌うのでストーリー性や臨場感が出て彼らの今までのスタイルとは違うけれど問題ありませんでした。僕が今までやった仕事の中で⾮常に成功したケースです」と台北⾦⾺映画祭最優秀映画⾳楽賞受賞を裏付ける貴重なエピソードが明かされた。他にもこの⽇台合作映画の誕⽣秘話や、⾨脇が演じたヤン・ジュンメイというキャラクターについて、作品から感じたことなど舞台挨拶などでは語られていないエピソードが盛りだくさんの映像となっている。

映画『オールド・フォックス 11歳の選択』
新宿武蔵野館他全国にて絶賛公開中

出演:バイ・ルンイン リウ・グァンティン アキオ・チェン ユージェニー・リウ ⾨脇⻨

監督:シャオ・ヤーチュエン

プロデューサー:ホウ・シャオシェン、リン・イーシン、⼩坂史⼦

配給:東映ビデオ

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