(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『ロード・オブ・ザ・リング』より New Line/WireImage

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ

悪魔的パワーを持つ指輪をめぐる壮大なファンタジー

画像: New Line/WireImage

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J・R・R・トールキン原作の「指輪物語」を実写映画化したファンタジー巨編で、3部作全てがアカデミー賞作品賞候補となり、第3作『王の帰還』でついに受賞を果たした名作。世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪を捨て去るために“旅の仲間たち”が危険な旅に出る。前日譚を描く「ホビット」3部作も製作された。完結後20年を経ても人気は今も高く、この12月には「LOTR」の知られざる200年前の世界を初映画化するアニメ『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』が劇場公開。実写新作映画も製作進行中。

SCREEN読者ベストテン作品部門

『ロード・オブ・ザ・リング』2位、『同/二つの塔』2位、『同/王の帰還』1位

「ミッション:インポッシブル」シリーズ

トム・クルーズ主演のスーパー・スパイ・アクション

画像: Murray Close/Getty Images

Murray Close/Getty Images

製作も担当するトム・クルーズが遂行不可能なミッションに挑むスーパー・スパイ、イーサン・ハントを毎回ありえないスタント・アクションを交えて熱演する大ヒット・シリーズ。元々は人気TVシリーズ「スパイ大作戦」の映画化作品だったが、いまやテーマ曲だけを残し、完全にトム独自の持ち味を生かした彼の代表作に。ファンもトムがどんな危険なスタントに挑むか注目するようになり、25年夏公開予定の第8作『…デッドレコニングPART TWO』も今から公開が待たれている。

SCREEN読者ベストテン作品部門

『ミッション:インポッシブル』4位、『M:I-2』2位、『M:i :Ⅲ』7位、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』4位、『同ローグ・ネイション』3位、『同フォールアウト』4位、『同デッドレコニングPART ONE』1位

「ハリー・ポッター」シリーズ

天才魔法使いの少年と恐るべき敵の宿命の戦いを描く

画像: Peter Mountain/WireImage

Peter Mountain/WireImage

社会現象にもなったJ・K・ローリングによるベストセラーの映画化で、10年間で8作品が製作され、いずれも世界中で大ブームを呼び、ファンタジー映画の金字塔と呼ばれた。その後スピンオフ・シリーズ「ファンタスティック・ビースト」も3作目まで公開されている。さらに映画の後日談を描いた舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が上演されるなど人気は衰え知らず。2026年にはTVシリーズが配信公開されることに。キャストは一新され、原作により忠実な魔法ワールドが描かれるという。

SCREEN読者ベストテン作品部門

『ハリー・ポッターと賢者の石』1位、『同/秘密の部屋』1位、『同/アズカバンの囚人』2位、『同/炎のゴブレット』2位、『同/不死鳥の騎士団』2位、『同/謎のプリンス』2位、『同/死の秘宝PART1』1位、『同/死の秘宝PART2』1位

バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ

タイムトラベル・アドベンチャーものの最高傑作

画像: FilmPublicityArchive/United Archives via Getty Images

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 変わり者の発明家ドク(クリストファー・ロイド)がデロリアンを改造して作ったタイムマシンで、高校生のマーティ(マイケル・J・フォックス)が過去へ未来へ。あちこちでトラブルに巻き込まれ、なんとか元の世界へ戻ろうとするが……。ロバート・ゼメキスが監督し、スティーヴン・スピルバーグが製作。第1作が年間1位の大ヒットとなり、続編が2部構成で製作され、完璧な3部作として今もなおファンを生み出している。リメイクや第4作を望む声も絶えないが、現時点ではその予定はないという。

SCREEN読者ベストテン作品部門

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1位、『同PART2』2位、『同PART3』5位

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